
「結婚式の日の大切なスナップ写真が結婚式から1ヶ月後に送られて来ました。
80カットほど掲載されたアルバムには、
100%といっていいほど手ブレした写真が掲載されていました。
300カットほど撮ってもらった中で、なんでこの写真を使用するのかわからず、
もっと良い写真はないかと撮ってもらった300カットをすべてプリントしたら、
撮った300カットのほぼすべてが手ブレしていました。」
そんなメールを先日いただきました。
この結婚式のスナップ写真は、ご友人や知人が撮影が撮影したわけではありません。
会場提携のプロカメラマンが撮影したものです。
写真のブレには「手ブレ」や「被写体ブレ」があります。
ちなみにブレーメンの音楽隊は今回は関係ありません('A`)
効果的に流し撮りでブレを使用すると躍動感があって雰囲気のある写真が撮れますが、
手ぶれというのは暗い中などでシャッタースピードが遅いときに発生します。
また被写体ブレとはやはりシャッタスピードが遅いために、
動いている被写体だけぶれてしまう現象のことです。
これは動きの速い人物撮影の際などに発生します。
最近では手ぶれ補正機能がついているカメラやレンズもありますが、
僕たちプロはそんな機能に頼る前に"ブレ"を経験と技術で回避しなくてはなりません。
なのに300カットのほとんどが手ぶれ…。
カメラの設定を間違えたかと、
写真を見て見るも会場内は自然光も入って光が回っている明るい会場なので、
手ブレをする要因がありません。
そして全カットに目を通すと、構図が怪しかったり、天井だけを写しているカットがあったり、
何か一抹の嫌な予感がしました。
謎を解き明かそうと会場業者さんの撮影したデータを送ってもらいました、
とあるソフトで見れば、どんなカメラやレンズで撮ったか、
シャッタースピードはいくつかという情報が丸わかりです。
早速そのソフトで画像の情報を見てみると、
シャッタースピードは1/125秒と到底手ブレするシャッタースピードではありません。
理解できない旨を花嫁さんに話すと、うつむき「やっぱり」という表情をされました。
そのスナップカメラマン、結婚式の撮影当日とてもお酒臭かったのだそうです。
新郎新婦もこういった宴席でいつも撮影しているから、スーツに匂いが移ってしまったかな、
なんて当初は思っていたのですが、
至近距離で撮影するときに口がお酒臭いのが判明してしまったそうなのです。
そしてさらに気になったのが、足がもつれたり、
カメラを構えていてもゆらゆらと揺れていたりしていたのだとか。
まあプロだからと安心はしていたのだそうですけどね。
でもこういう結果になってお二人はそのカメラマンに詰問したところ、
「身体の調子が悪かったためと弁明したそうです。」
お酒臭い理由は玉子酒を飲んだためだったとか…。
仮に玉子酒が本当でもお酒はお酒です、許されると思っていっているんでしょうかね。
まあどうせ撮影前に一杯引っかけて撮影の望んだことでしょうけどね。
僕はお酒好きではありますが、以前の記事のように前日にお客様に誘われる以外は、
基本的に撮影前日から1滴も飲みません。
まして、撮影当日に飲みなんてありえません。
お酒は集中力を鈍らせます、飲酒運転で事故が多いのもその理由です。
そして気持ちを大きくさせてしまいます。
集中力を散漫にし、ミスしながら撮影。
良い写真が撮れるどころか、失敗するに決まっています。
しかしそのカメラマンは「前にも玉子酒のんで撮ったときに良い写真が撮れた」
なんてことも言っていたそうです。
お酒の力を借りて良い写真が撮れたとしても、
それはたまたま振ったバットにボールが当たってホームランになったのと一緒です。
そんな写真はプロの仕事ではありません。
お酒だけではなく、自分にも酔っているんでしょうかね。
写真もブレていましたが、
大切な結婚式を撮影しているという心もブレていたようですね。
結婚式で気持ちも写真もブレるというのは、無礼講にはなりません('A`)
大事な結婚式の想い出、なぜ軽薄に扱ってしまうのか僕には想像がつきません。
このウエディング業界、心のそこから新郎新婦と結婚式が大好きな人ばかりなら、
もっと素晴らしいものになるのにと思う今日この頃です。
*結婚式のスナップ写真撮影のご依頼や、
運営しているwebサイトのご紹介は下記から承っています、お気軽にお問い合わせ下さい。
1日1件のみの撮影なので、お日柄の良い日は1年前から予約が入ってしまうこともありますので、
よろしければお早めがオススメです。 ダジャレも含めて頑張って撮影させていただきます('A`) dapandan@gmail.com

いつもたくさんの応援をありがとうございマンモス('A`)