
結婚式の披露宴に必要なものは色々とありますが、
曲選択やタイミングなど準備に色々と時間がかかるのがBGMなようです。
最近ではお二人がお気に入りの音楽を披露宴のBGMにセレクトして、
使用するということも多くなってきました。
以前撮影させていただいたお二人の結婚式のBGMは、
お二人の好きな曲やジャズ音楽やピアノ曲など、
会場の雰囲気やコーディネートにマッチしたセレクトでした。
さらには入退場やサビの盛り上がりなどのタイミングなどもうまく計算されていて、
匠の技を感じたBGMもありました。
音楽はミスチルぐらいしか聴かない僕でも、
撮影しながら聞いていて聞き惚れてしまい、
後日お二人にセレクトされた曲を聞いてしまうほど素晴らしかったです。
でも他のことにも時間を費やさねばならない結婚式、
なかなかBGMだけに時間を費やしてもいられないのが現実のようです。
大変なので会場の音響担当さんにお任せという方も多いですが、
カラードレスでのキャンドルサービスの時に、
山口百恵さんの「秋桜」がかかったり、
和装での鏡開きの際にプリンセスプリンセスの「ダイアモンド」がかかったりと、
「なんでここでこの曲???」という音響担当さんの趣味という罠が加味される場合も、
少なからずあるので、すべてお任せは注意した方がいいかもしれません。
音楽とはラーメンと一緒でいくら人が「良い!」といっても、
自分の嗜好に合うか合わないかは人それぞれ。
逆を言えば音楽でその人の嗜好が見えてしまう場合もあります。
結婚式の披露宴のBGMでもお二人の趣味や嗜好など取り入れることも多いのですが、
僕的に「そのセレクトはどうでしょう?」という場合もたまにあります。
上記の写真でBGMと言えば、クラシックやジャズなどが似合いそうですが、
同じようなオリエンタルで瀟洒な雰囲気の会場で、
ゲストの皆様はフランス料理を召し上がる中、
選んだ曲は新郎新婦のお気に入りのラップやレゲエでした。
いくらお二人が好きな音楽とはいえ、
なんとも相反するものを投入してきたなという印象でした。
何よりも音楽のテンポ的にゲストは終始何か落ち着かない様子でした。
フランス料理を食べながらのお腹に響く重低音によくわからない早口の英語。
ラップ音楽は音楽が進んだり戻ったりもするので、
お料理を口に運ぶ手も進んだり戻ったりしそうな雰囲気でした。
そんな状況、ご友人はまだしもご年配のゲストが、
「HEY !YO! 結婚式の音楽が最高だYO!!」
なんて言うわけもないでしょうし('A`)
あとはお二人が大好きなグループやアーティストに偏ったセレクトもありました。
ひたすらモーニング娘の曲だけだったり、浜崎あゆみさんの曲だけだったり。
まあお二人はお気に入りの曲に囲まれて心地よいからいいと思いますけどね…。
写真にはBGMは写りませんが、BGMを聞いているゲストの表情や雰囲気は写ります。
結婚式のBGMはその趣旨で約2時間一緒に過ごすわけですから、
曲のセレクト次第で不快な雰囲気を作ってしまう諸刃の剣なんですBGMって。
お二人の好きな音楽を大事な結婚式に奏でるのは、
お二人らしくとても素晴らしい事だと思うのですが、
「過ぎたるは及ばざるがごとし」という言葉もあることも念頭に起きたいものです。
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