本文とは関係ありません

先日1月12日の神奈川新聞でこのような記事が掲載されていました。

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婚礼トラブル問題、業者が2組に内金全額返還で救済/神奈川県

県内在住のカップル二組が県内の同じ婚礼業者との契約をめぐるトラブルで県に救済を求めていた問題で、県消費者被害救済委員会(会長・円谷峻明治大学法科大学院教授)は11日、業者が両カップルに対し、内金計60万円全額を返還し、要求した解約料約220万円の請求権も放棄した、と発表した。

被害救済委は契約時に業者側の重要事項の説明が不十分だったと認定し、カップル側の主張に沿う形で救済した。

県消費生活課によると、カップル2組は契約時の2007年1月と2月、それぞれ15万円と45万円を内金として業者に支払った。一方で、業者は同年6月、両カップルが希望通りの式を挙げるためには契約時の見積額よりそれぞれさらに約85万円、約120万円必要と説明。両カップルは契約時と話が違うとして解約を申し出たが、業者側は約58万円と約162万円の解約料を請求していた。

昨年8月に県からあっせんを付託された被害救済委が両カップルと業者から事情を聴き、提示した解決案に双方が合意した。

同じ業者をめぐっては、2007年度に入り、約20件の苦情が県内の消費生活センターに入っているという。
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要約すると、最初の掲示された見積額から徐々に上がっていき、
新郎新婦がしたい結婚式をするには追加料金が必要と会場側。
そこで新郎新婦が「そんな話は聞いていない! 解約するヽ(`Д´)ノ」となり、
会場側は「解約してもいいですが、キャンセル料はいただきます」という出来事です。
同じ業者で2007年度だけで20件の同様な苦情が出ているので、
会場側の意図的な営業戦略なのでしょう。
不透明な見積もりが生んだ然るべき出来事です。

この会場に限らず、結婚式の見積もりは車や住宅の見積もりとは違い、
最初にもらった見積もりから段々と価格が上がっていき、
最終見積もりでは最初にもらった見積書の約2倍なんて事も少なくないようです。
自分たちがやりたいイベントを追加したり、料理を最上級にグレードアップしたり、
大好きなデザイナーのドレスを着て見積もりが上がるのは仕方ないことですが、

以前最初にもらったという見積書を新郎新婦に見せていただいた時、
それは到底その見積もりでは結婚式が出来ない内容でした。
挙式料や装花やブーケなど全く入っていなく、
コース料理も一番安い立食での価格で、
ドリンクや乾杯のお酒などの項目も入っていないものでした。
さらには引き出物も相場の1/3の品物の価格ですし、
ヘアメイク、着付け代なども入っていません。

結婚式をやり慣れている人はまずいません、
ある程度の知識のある人が見れば「おかしい」と思うのですが、
初めて結婚式をする人が気付かない部分が抜けていたりするのです。
こういった一部の悪徳会場は「一生に一回の結婚式だからわからないだろ」
という確信的な盲点を突いてくるのです。
8,000円のコース料理の見積もりから、
「大切なゲストを呼ばれるのですから、お料理は15,000円ぐらいのコースをオススメします」
とか1卓2,000円のテーブル装花の見積もりから「華やかにしないとテーブルが寂しいです」
と1卓7,000円ぐらいするテーブル装花を提案されたりと。

信頼しているプランナーさんにそういわれると、
そういうものかと思って気前よく追加していくと、
気がついたら見積もりから大幅アップ、なんてことになっているのです。
また結婚式のそれぞれの単価が高いので、
新郎新婦の金銭感覚が麻痺してくることも利用しているのでしょうね。

結婚式がビジネスである以上、
ある程度のかけひきは営業手段としてありなのかもしれませんが、
その見積もりでは結婚式が出来ない見積もり、
慣れていないことを盲点にした不透明な見積もり、
そんな成立しない見積もりでトリックを仕事にしていること。
人の幸せを仕事にしている以上、
新郎新婦の立場に立って自分の仕事を見つめなおしてほしいと思います。
こういった「結婚式=金」と割り切っている業者だけではなく、
新郎新婦の立場に立って、新郎新婦の幸せやゲストの幸せのために、
見えないところでも必死に頑張っているプランナーさんやスタッフもいるのですから。

幸せの裏側に潜む罠。
結婚式の準備中の方がいたら十分気をつけてくださいね。


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