
どうもこんにちは、羊に求婚されたdapandaです。
先日お二人と結婚式当日の写真の打ち合わせをしていたとき、
お二人から色々な撮影リクエストがありました、
色々お話しし打ち合わせも終わりかなと思ったとき、
ふと新婦が照れくさそうにハニカミながら新郎に小声で話しかけています。
なにやら愛の相談が行われているようです。
愛ですな(´ー`)
なんて見ていると新婦が意を決したのか「あのー、もう一つお願いが…」と、
撮影リクエストがありました。
「撮影する写真にソフトフィルターをかけてくださいっっ(>_<)」
というものでした、
ソフトフィルターとはあのモヤっとした雰囲気の出るフィルターです。
霧の中にいるようなイメージ効果が出て、
ドレスやイメージ的なシーンとかでは使うこともあります。
けれど使用するシーンを間違えると、とても古くさくやらしくなったり、
演歌歌手のプロモーションビデオのようになったりする諸刃のフィルターなのです。
なので「撮影の場面場面で効果的に使いますね」というと、
「そうではなくて、すべてソフトフィルターをかけてぼかして撮ってほしいんです」
( ゚д゚ )お?
全部の撮影をソフトフィルターとはただならぬ意気込みです。
「全部をですか?」と聞くと「出来れば…」と答えられました。
お二人のお望みとあれば、そういったフィルターも使いますが、
基本的にフィルターをかけて撮るのはあまり好きではありません。
お二人と僕との間に、見えない溝みたいなものが出来てしまうような気がして。
また本来の姿ではないモノが介在するような気がしてしまって。
まあ考えすぎだとは思うんですけどね(笑)
それに普通に撮影して、撮影後にソフトフィルター処理することは出来ても、
ソフトフィルターをつけて撮影した後に、
ソフトでない普通の状態にすることは出来ませんからね。
その後も色々話をしますが、お二人はソフトフィルター使用に一生懸命です。
そんな様子を見ていて「実はソフトフィルターが好きとかですか?」と聞いてみると、
どうやらそんなに好きではないようです。
ではなんでそんなにソフトフィルターを使いたがっているのだろうと考えていると、
新婦が照れくさそうに、
「肌が荒れているので、ソフトフィルターでカバーできればと思って」
と言われました。
新婦は「肌が荒れているって何をご謙遜を」と本気で思うぐらいの美肌なんですけどね、
でも本人にとっては大問題なのでしょうね。
世の中には贅沢な悩みをお持ちの方も多いようです(笑)
まあ100歩譲って肌が荒れていたとしても、
メイクさんがいくらでもきれいに仕上げてくれるんですけどね。
「カメラマンとしての視点から見ても、
○○さんにソフトフィルターなんて必要ないと思いますよ。
むしろない方がぱっちりした目と、シャープな顔のラインが出ますよ」
などなど、たくさん話したら新婦は自信を持っていただけたのか
「ソフトフィルターなんてものはいりません!」
と言ってもらえることが出来ました。
やっぱり笑顔はなんのフィルターもない、素顔の笑顔が一番ですからね。
新郎新婦の悩みもニーズも人それぞれなんだなー、と改めて思いました。
僕もモヤッとしたダジャレを言わないようにしないとですね('A`)