本文とは関係ありません

その昔、ロケット花火の水平発射にいそしんでいたdapandaです('A`)

今回は知人のカメラマンが病気でダウンしてしまい、
代わりに入った撮影の時の結婚式のお話をしようかと思います。

いつもは事前に打ち合わせをして撮影に望むのですが、
突如代打で入ったので当日に新郎新婦にお会いして撮影するわけです。
当日の短い時間の中で、なるべくコミュニケーションをとろうと、
ご挨拶がてらお話しでもしようかなと思い控え室に向かいました。
美容師の方に「お仕度終わりました?」と聞くと、
美容師さん「ええ…、終わってはいるんですけどね…」
と何やら意味深なお答え。

奥に進みタキシードを着た新郎と、純白のウエディングドレスを着た新婦が、
うつむき加減でこちらに背を向け、何かに没頭しています。
(きっと当日でも何か準備で忙しいんだろうな)と思いながらも、
とりあえず挨拶を「どうも初めまして…」と声をかけると。
目を合わさずうつむき気味で「あ、お願いします」とお返事が。
これはお話しするのは無理だなと、帰ろうとお二人の手元を見ると。
そこには携帯ゲーム機が握られていました、

どうやら一生懸命にゲームをされていたようです。
普通は緊張でガチガチになりそうなその時、
緊張を紛らわすためにゲームをしているのでしょうかね。
そう思っていると、つかつかっと美容師さんが近づいてきて
「到着されたときからずっとです、メイクがやりにくくて大変でした…」
どうやらずっとやられていたご様子。
結婚式という非日常な空間で、日常的なゲームをされること、
もしかしたらとても緊張とか紛らわす意味では良いのかもしれません。

さてこれからチャペルでのお二人の撮影です、
ベストな位置に立っていただき撮影をしようと、
タキシードやドレスを直していると、タキシードのポケットに妙なふくらみがあります。
どうやら新郎ゲームも連れてきたようです、新婦の分を含めて2台。

まだ緊張???(´・ω・`)

なんて思いながら、とりあえず預かって撮影を開始しました。
館内の色々なところで撮影をしていたのですが、
他の組の新郎新婦が次に撮る場所で撮影をしているので、
今の場所で少し待機をしていたところ、
1分も経たないうちに何やら後ろから電子音が…。
新郎新婦、またもやゲームに没頭しています。
そんなシーンも撮影しておきました。
新郎新婦がゲームをしているシーンなんて、
なかなか撮れないですから撮らないとね('A`)
お二人は邪魔をされたかのように、怪訝そうでしたけどね(´・ω・`)

その後色々と撮影して、親族がいる控え室にお二人は行きました。
「おめでとー、おめでとー」と声をかけられ笑顔な新郎新婦。
お二人は席に着き、ご親族との写真撮影なども一段落し、
桜茶など飲んでご親族もくつろぎ始めると、
さっき聞いた電子音が聞こえてきます。
そうです、またお二人はゲームを再開されました。
ザ・たっち風に言うと「ちょっと! ちょっとちょっと~!」って感じです('A`)
さすがに業を煮やしたプランナーやキャプテンが制止をしようとしたのですが、
完全にスルーされています(´・ω・`)

逆に「ああ、負けちゃったぁぁぁ」「なんでぇー」「もー悔しいー」
とかあんまり結婚式ではふさわしくない言葉が飛んでいます。
それを見ている新郎新婦のご両親もとりあえず「結婚式ぐらいゲームはガマンしなさい」
と注意はするものの、新郎新婦は何事もなかったかのようにゲームを続けています。
そんなご両親も歓談を再開します。
きっと日常でもこのような感じなのでしょうね。

その後も時間が空けばお二人はゲームをされていました。
チャペル入場前のちょっと時間や、中座直後とか。
挙式時も披露宴中も暇があればやろうと思ったのか、
ポケットにはゲーム機のふくらみが輝いていました。
あいにくそういった時間はありませんでしたけどね。

好きなものを好きなときにやるのはいいとは思うのですが、
お二人の人生のスタートでもある結婚式、
やることがない時間だからこそ、ゲームの中の世界では味わえない、
結婚式のその雰囲気や会話や緊張感を楽しんだ方がいいと思うんですよね。
ゲームに割く時間で大切な想い出が減ってしまうのは寂しいなとモヤモヤした僕でした。