
結婚式関連の撮影のためにスタジオに詰めて撮影した時のことです、
色々と撮影するものもあり、スピード勝負の撮影なので、
クライアントにアシスタントを頼んだところ、
いつもとは違う新しい人と仕事をすることになりました。
フリーカメラマンだそうだし、結婚式も撮っているようだし、
それなりの人がくるのだろうなとたかをくくっていました。
しかしその人は、とっても今まで会ったことの無いタイプの人。
初めてあったときに、「もしかして?」
3日間一緒に仕事をし始めて「やっぱり」でした。
カメラマン業界は業界だけに、僕を含め変わった人が多いのですが
技術力がすごいけど、言葉遣いが悪いとか、
凄く人あたりがいいのだけど、撮るのイマイチとかあるのですが、
このアシスタントの彼女、そのどちらでもありません。
とても時間にシビアな現場なのに、寝坊で1時間半の遅刻。
到着すると同時に、
僕はともかく、お客さんに謝ることもなく現場の隅でタバコを一服。
一同呆然です。
そして本職のアシスタントですが初歩的なことがわかってません、
知ったかぶりで行動されるから、フィルムは適当に詰められるわ。
決まったライティングを崩して0から作り直しとか。
往復ビンタ級のミスをやられました。
知らないなら知らないって言ってくれればいいのに。
なので、接客に担当に回したら、
いきなりお客さんに対してタメ口で話しています。
お客さんもいささか困り顔。
慌てて呼び戻すも現場は気まずい空気。
これはこのアシスタントに何か没頭してもらうしかないと、
撮影する商品管理を依頼したのですが、
数はあってないし、指示したように統計してないし。
通常10分で終わる仕事が2時間かかっているし。
足し算出来れば出来る級なんですけどね。
真剣にやってる上での間違えや、ミスならもちろん問題ないですが。
言動や様子を見る限り、真剣にはやっていないでしょう。
その統計の際にも片手で携帯でメールですからね。
僕どころかお客さんもさすがに憤慨気味。
さらに仕事しながら「この前の新婦さあ……」と悪態をついたり。
「こんな仕事、あたしのすることじゃない」という態度と言動。
さらにミスをしたらとりあえず人のせいにして言い訳のオンパレードですし、
同じミスを1時間で5回連続するという、ある意味手練れな仕事ワザを披露です。
まあどこの世界にもいる"そういう系"の人です。
こういう人がカメラを持っていい写真が、
撮れたということは今までみたことがありません。
「でも結婚式はやっぱり腕と技術がものをいうよね?」と、
とても忙しいときに自慢げに結婚式の写真を僕に見せてきます。
しかたないので見てみると、眉間にしわの寄った怒り気味の新郎新婦のポーズ写真や、
デタラメなストロボ使いで、新郎すら鈴木その子みたいに顔が真っ白になっています。
さらにプロはこんな構図はやったらいかんだろという、構図で撮っています。
あえて点数でいえば2点ぐらいでしょうかね。1000点満点で('A`)
そんな写真を見せた上で「ね!ね!いいと思わない?」
おもわず「○○さんはカメラに触らない方がいいと思うよ」と言ってしまいました。
誰しもこんな人に結婚式を撮られるのは迷惑でしょうし('A`)
大きなプライドも時には必要ですが、
なんで等身大で生きようとしないのかなと思った秋の午後でした。