本文とは関係ありません

たくさん撮影リクエストをくれる方もいれば、
比較的撮影リクエストが少ない方もいらっしゃいます。
撮影リクエストが少なければ、
色々なカットを撮影しなければならないという、
時間などの制約がなくなり、
カメラマンとしてのアンテナをのばし撮影が出来ます。

そんな撮影リクエストがほとんどなく、
余裕がある時にだけ、注視して色々と撮影するものがあります。
それはご両家のご両親なのですが、
中でもよく注視するのが「新婦のお父様」
新郎新婦も十人十色なのですが、新婦のお父様も十人十色なんです。

●新婦のドレスアップが終わって新婦をちらっと見るも、
色々な思いが重なって新婦と目を合わせられないお父上。

●挙式が始まる前にそわそわして、ウロウロととても落ち着かないお父上。

●新婦とのツーショットを撮る際にどうしても笑顔で撮らしてくれないお父上。

●挙式入場の際に新婦と腕を組んだ際に涙が止まらないお父上。

●披露宴中にご両親席で父親の目で新婦を見るお父上。



撮ろうとするとカメラを意識して、
以前の表情に戻ってしまう方もいて、
なかなか被写体としては難しいんですけどね。
運良く撮れればアルバムでのいいアクセントになったりします。
ご依頼される方の中には「上記のようなカットを撮って下さい!」
と言われる場合があるのですが、
撮ろうと思っても撮れるものではないですし、
長い間張り付かないと撮れない場合が多いので、
2名での撮影の時以外はリクエストとしてはご遠慮いただいています。
お父様だけのアルバムが欲しい場合は別ですけどね('A`)

素敵な表情だけに、
望遠レンズでもなかなかその表情を捉えるのは難しいです。
そんな照れ屋なお父様を見ると余計に撮りたくなるんですけどね。
やはり主役は新郎新婦ですので、本職を全うせねばです。

照れ屋といえば、
挙式が始まる1時間前になってもお父様がこないことがありました。
お父様は結婚式で泣いたり、ショックを和らげるように、
結婚式の前の晩に慣れ親しんだ地元の居酒屋さんで呑んでいたら、
飲みつぶれて寝てしまったご様子。

新婦も新婦のお母様は慌てる様子もなく、
そのお父上の行動をすべて予知していたように、
挙式の1時間前、その居酒屋の前にタクシーを迎えに行かせていました。
娘の携帯電話で起こされた父は「ゴメン」と一言。
挙式の15分前に無事到着し、
娘と一緒に腕を組んで歩いたバージンロード、
色々な想いが重なって、たくさんの心の涙を流されていましたね。

これからもたくさんの感動的な場に立ち会えればいいなと思っています。