本文とは関係ないです

いつものように写真打ち合わせに出かけたある日のこと。

たいていは「新郎+新婦」もしくはどちらかお一人のみなのですが、
今日は「新郎+新婦+新郎母+新婦母」でした。

何回かご両家ご両親を含めて6人で打ち合わせたこともあるので、
人数自体そんなに珍しいことではなかったのですが、
珍しいのはその後でして。

両家のお母様しか話さないですよ。
新郎新婦から色々と希望を聞きたいのですが、
口を開くのはお母様ばかり。
新婦母「自然光いかしてソフトフィルターを使って!」
新郎母「あごのほくろが目立たないようにね!」

お母様達も結構お勉強されたようで、切り抜きを持ってきたり、
写真に関する専門用語まで使ってらっしゃいます。

新郎新婦を見て、
私(あなた達の結婚式なのにいいの?)
僕のそんな心の声は届かず。

新婦「ママ達がそう言うならそれでいいよ」
新郎「( ´_ゝ`)」

20代後半のお二人なのですが、
とにかく自分たちの結婚式なのに無関心。
新郎に至っては地蔵状態です。
すでに悟りの境地なのでしょうか。

うってかわってお母様達は大盛り上がり、
お母様達「今の結婚式は決めることがたくさんあって楽しいわね」
お母様達「私たちの写真もたくさん撮ってね、おほほほほ」
私「は、はぁ( ・ω・)」

話を聞くところによると、
どうやら結婚式の会場も、
お料理もお花も進行内容もお母様達セレクトなご様子。

私(これじゃ、両家の両親の結婚式だよね)

お母様主導で決めるのは、けして悪くはないと思うのですが、
新郎新婦の意見はいいの? とお母様達に聞いたところ、
お母様「この子達、昔から何にも決められないから私たちで決めてあげてるのよ」

私(母親が先に決めてしまってるから、二人が決められないんじゃない?)

(これじゃあなぁ)と思った私は新郎新婦に宿題を出しました。
結婚式当日に、"お二人で考えた"撮影リクエストを3つ考えてきて下さい。

それを聞いたお母様「あーら、私が決めたのでいいじゃない」
私「せっかくですから、お二人の意見も入れた方がいいかと思いまして」
お母様「でも、この子達で考えられるかしらね。おーほほほほ」

でも僕は見ましたよ、その言葉を言った瞬間、
今まで地蔵だった新郎の目が「キラッ」と光ったのを。

結婚式が今から楽しみです。