ステンドグラス

神の前で結婚を誓う様式。
キリスト教の結婚式は神と列席者の前で永遠の結婚を誓うことが本来の意味です。

一言にキリスト教式といっても、
「カトリック式」と「プロテスタント式」と二つにわかれます。
「カトリック」とはローマで発祥したローマンカトリックを指し、
約2000年の歴史を持っている旧教です。
一方「プロテスタント」は16世紀の宗教革命で「カトリック」より分離し、
新教として信仰されている宗教です。

ホテルやレストランで行われる結婚式のほとんどプロテスタント式です。
何が違うかと言えば、わかりやすいものですと、

●バージンロードの色
カトリック「赤or緑」
プロテスタント「白」

●司祭先生の呼び方
カトリック「神父さま」
プロテスタント「牧師さま」

●再婚者の結婚
カトリック「死別以外不可」
プロテスタント「別れる理由による」

そしてもう一つ大切なものが。
カトリック「誓いのキスは無し」(正式の場合)
プロテスタント「誓いのキスは必須」

厳粛なお式で有名な某カトリック教会で挙式をされるお二人、
当日の打ち合わせしていたところ、

新婦「挙式中に必ず撮っていただきたいことがあるんですよ」
私「なんでしょう?」
新婦「ベールをあげた際に、強行でキスシーンするので撮って下さい」
私「・・・カトリック式ですよ? 
  やめておいた方が良くないですか?」
新婦「だってキスシーンのカットがないともったいなくないですか?」
私「(つーか、カメラマンのせいにしようとしてる?)」
私「やれば撮りますが、もう一度良く考えません?」
新郎「教会には献金してるんですから、
   多少のわがままなら聞いてくれるんじゃないですか?」
私「(神は寛大かもしれませんが、裁きもしてるのでは?)」

教会側がそんなオーラを察したのか、
普段撮影がOKな教会が撮影NGをだしてきたので、
撮影は行いませんでした。

その教会で式を挙げるには、信者であろうとも
何回も結婚講座に通わないと挙式を許可されない所なのです。
その新郎新婦は信者ではないらしいので、
よっぽどの決意でその教会であげるのでしょう。
なのにねぇ。。。

私もキリスト教信者ではありませんが、
「献金してるんだから」の言葉に、
もどかしい思いを感じずにはいられませんでした。