本文とは関係ありません



たくさんの結婚式を撮影していると、
たくさんの新郎新婦にも出会いますが、
たくさんのご列席者の方にも出会います。
そしてたくさんのお祝いのスピーチを聞いてきました。

話す方の話の内容で、お二人が笑顔になったり、
新婦が涙を流したりしたりしますので、
シャッターをきりながら、
実はちゃんとスピーチの内容を聞いていたりします。

ただ数多くスピーチを聞いてくると、
人によってかなり内容に差を感じます。

特に主賓のスピーチ。
主賓と言えば勤め先の上司だったり社長だったり、
お世話になった恩師だったり。
とにかく人生の大先輩な訳です。

主賓のスピーチは披露宴の始まり。
新郎新婦やご列席の方の場を和ますのも、
ダラダラとつまらない時間を作るのも、
主賓のスピーチにかかっているといってもいいでしょう。

匠だなと思うスピーチは、
人生経験豊富なジョークやウィットをおりまぜ、
ご列席者の笑顔を誘う話しの内容。
これにより新郎新婦やご列席の方の緊張も解けとてもいいムードに。

まあ話なれている環境でお仕事されてる方には、
お手の物な場合もありますが、
話なれていない方でも、
一生懸命スピーチされてる方はステキです。
ちゃんと新郎新婦やご列席者のハートを掴んでいます。

そんなエンターテーナーなスピーチとは正反対に、
大先輩として疑いたい方もたまにいます。

●自社の自慢話。
●自社の製品の宣伝。
●自分の子供or嫁の自慢話
●自分の武勇伝

「今、そんな話して楽しい?」

そんなスピーチしてると、僕は元よりご列席の方からも、
「この会社はこんなもんか」とか「困った上司だな」とか思われかねません。

あと「新郎は我が社でも有能な社員でして、将来を有望しております」
的な定番的なスピーチもいいのですが、
教科書スピーチではなかなかご列席者のハートは掴めません。
人の心を掴むのがスピーチの本分ですからね。

逆に「新郎の○○君は我が社でも遅刻が得意なのですが、
   結婚式は遅刻しませんでした?」
的なスピーチの方がご友人、ご同僚はもとより、
ご親族のハートまで掴んでしまうことが多いような気がします。

実は主賓のスピーチとは、上司力のバロメーターなのかも知れませんね。
今は結婚式のシーズンですので、
結婚式される新郎新婦、招待されている方もたくさんいるかと思います。
ここはひとつ主賓のスピーチを楽しみに行くのもいいかもしれません。