結婚式の披露宴にはお酒がつきもの。
色々な人からお酌されてしまう新郎の為に、
通常は新郎の足下には通称「バケツ」と言われるモノが設置され、
お酌されすぎて「ヤバいな」と思ったら、
注がれたお酒をこっそりそこに捨てます。

ですが先日撮影したお客様にはそのバケツがなかったんです。
その理由も新郎勤務先は誰もが知るビール会社。
しかもワインも扱っているメーカーさんなので、
披露宴のお酒はすべてまかないきれています。
会社の上司や同僚の目の前で、
自社の製品をそのバケツに入れている姿を目撃されたら。。。
との事でバケツ設置をご辞退されたわけです。
そこそこお酒に強いという話でしたし、
お酒が好きでたくさん飲めると楽しみにしていたみたいです。

そして披露宴が始まり、歓談の時間になった瞬間に、
まるでマラソン大会のスタートのように、
同僚が一斉に新郎に向けてお酌に走りました。
飲まされる飲まされる、
最初はコップにお酌だったのに、最後にはビンで飲まされています。
少なくとも5分間でビール5本は飲まされています。
同僚が終わったと思ったら、今度は主賓のご上司からのワインのお酌。
ワインも少なくても2本は飲まされていましたね。やはりたった5分で。
すでに顔は真っ赤で目がうつろです。

そんなときに新郎新婦お色直しの為に中座です。
新郎は顔を真っ赤にしながら、上機嫌で新婦と共に中座して行きました。

そしてお色直しも終わり再入場の時間になりました。
再入場しながら各テーブルにキャンドルサービスです。
いよいよ会場が暗くなり新郎新婦にスポットライトが!
撮ろうかとカメラを構えた瞬間「あれ?」と違和感が。
なんと新郎が今度は赤い顔を通り過ぎて、黄緑色の顔になっています。

案の定、歩き出したら千鳥足。
そして焦点はあってないけど悦に満ちた顔。

まあそんなになりながらも着々と各テーブルを周り、
新郎新婦の座るメインテーブル脇のメインキャンドルにいざ点火!
というときに新郎の顔から噴水のようなしぶきが。。。
そんな演出あったかな? と思ったんですが、あれでした。
食事中の方もいらっしゃると思いますので詳しくは言いませんが、
あれです、そう、ゲロです(やっぱり言っておきます)

そのあと新郎は立てず座れずになってしまい、
別室の控え室で横になって披露宴が終わるまで寝てました。
後日アルバム納品の際にお話を聞いたら
披露宴のことは何も覚えていないとのことでした、
でもそんなことを話す新郎は楽しそうでしたよ。
その新郎を見つめる新婦の目は鋭くてコワかったですけどね。