僕の名前は『英晴』といいます。親父が『登志生』叔父が『善晴』。親父が言うには『祖父さんが兄貴の子供と間違えた』らしいあせる


東京に出る前、祖父さんの家に挨拶に行きました。名前の取り違えの件も聞いてみるつもりでした。当分、会えそうもなかったから…。
祖父さんは縁側で詰め将棋をしていて…『どちらさんか分からんけど‥ゆっくりしてってつかあさい』と言いました。アルツハイマーが進んでる‥。
僕は祖父さんと将棋を差したけど‥アルツハイマーなのに、将棋が強く、大駒を落としても1回も勝てません。


帰りしな…祖父さんが…『ヒデ! もう少し強くなったらまた相手しちゃるぞビックリマーク』って言う…。
あれ!? 分かってたのかな!? …って思ったけど…その頃には、名前の取り違え疑惑なんて、どうでも良くなってました。

もう、将棋を差すことはなくなったけど…名前の取り違え疑惑も聞けないけど…人間は墓まで持って行く事の1つや2つ…あってもいいのかも知れません。


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おやつに…玩具に…えっと‥それからのう…



君は‥まだまだ、そんな算段せんでよろしいビックリマーク