密室の神話(ミサロジー)/柄刀一


四重密室!
天の十字架に架けられた遺体!

華麗なる不可能犯罪!

ミステリー好きには
よだれが出てくる本である。


川沿い八丁目の川原にある、裏幌美術アカデミーの別棟の中に、天の十字架に架けられた遺体がある。対処されたい」という怪電話。
現場には十字架に見立てたかのように定規が立てかけられ、扉には意味不明の渦が描かれ、床に貼られていた油絵には「あと二人、選ぶ」という犯人のメッセージらしきものが記されており、しかも遺体の左目の下には赤い絵具が塗られているというデコレーション過剰ぶりである。


こんな事件が起きれば
そりゃ、ニュースなり特番なり
世間は騒ぐでしょ。

SNSでは、推理合戦が繰り広げられるよねー
密室の謎やらね。
白熱して、ここから解決の糸口になったりするんじゃないのー?的な

犯人かな?って思う人物もいっぱーい。

別棟付近には、雪が降り積もってて
足跡がないんだよ。
ただし、1つだけ足跡がくっきり残ってる。

1つだけってのが憎い(笑)

こういう作品って
途中までがワクワクしちゃうから
結果がモヤモヤっとするのは仕方ないよねっ!

すっげー手品見てて
種明かししたとたん、なーんだ…
的な感じっていうの?

まぁ、壮大な密室、奇々怪々な出来事であればあるほど、無理やり感が出てくる。
そういう意味では、良かった方なのかな!
単純な事件じゃなかったしね。
最後まで読んで良かったけど、せつない。

密室トリックの説明が難しくて想像めんどくさくて、その変適当にしか読んでなかったけどね。
そこが大事なんじゃないのかい?←



ただ、黒幕の存在も投げっぱなし
病気で死にそうな記者や警察官
ほったらかしになってたけど、
そっちはいいの?的な(笑)

オススメ度 星星星星