我が家の永遠のテーマであります。
自閉症の子供に限った事ではありませんが、
発達障害の子供は階段がとても恐がります。
うちの息子の学校では、階段は
病院の様な作りになっておあります。
手すりはカラーで、駅の階段の様に段差は低い。
なので、子供達はどうにか進みやすいかと思います。
空間認知が鈍く、前庭覚&体性感覚&固有覚が
鈍感な方なので平らな道に進む事は出来ても
立体となると、厳しいんだとは思います。
また、肢体不自由の手帳診断書の様に
指先に向けての関節は心臓から遠くなる程に
感覚は鈍っているので、階段は恐くなるのです。
エスカレーターとなると、また更に困難になり
永遠に流れていく階段のタイミングを見て
降りるのはとても慎重になってしまうのは
当たり前の話になります。
息子は中学生になりましたが、
未だに一人でエスカレーターを
昇る事も降りる事も難しいのですよ。
乗ってしまえば良いんだけど
乗るまでのタイミングが難しいの。
そこで、何をしているかと言うと
必ず、私は息子の背後に立ちます。
そこで、乗る瞬間まで“3.2.1”と
カウントを取るのです。
私もエスカレーターを&階段が得意でなかったので
経験からの息子への誘導となりますが、
エスカレーターをが難しい理由は、
自分でタイミングを取るという事を
いざとなると忘れてしまうのです。
このタイミングが熟知するのも、
かなりの経験が必要になります。
エスカレーターは安全な乗り物だというのを
理解するのには、最低でも一人の社会人並みの経験値が
必要なんじゃないかなと思います。
大袈裟に例えると、私達が大縄跳びに入る前に
ちょっと緊張しながらカウントダウンに入るのと同じ。
大縄跳びに入り込むポイントは3つ
1.大縄跳びの成功経験数
2.身体と縄の距離感とタイミング
3.入りこんだらすぐにジャンプするという意識
大縄跳びなんて、よくあるシチュエーションではない。
経験したくとも、沢山の設定がある訳で。
更に、大縄跳びは縄跳びの成功経験の件数に
そこから、ジャンプとタイミングを見るという
課題が2つも追加される。
この3つの課題熟知と非日常にあるエスカレーターをは
彼等にとって同一の物に近いのですよね。
だから、どうするかというと
難しい乗り物という事から離れ、
好きな物や欲しい物や楽しい物で彼等に
エスカレーターを乗るという事を
「楽しい」という方法へとすり変える。
また、エレベーターは楽しいが乗るとなると
他人に気を遣うし
階段となるとエスカレーターの方が楽だと
気持ちを誘惑する必要も出てきます。
かなりの年月はかかっておりますが、
ここ最近やっと、親の指示なしに
エスカレーターを数回成功する事が出来ました。
あと、2~3年は必要かな。
エスカレーターってほんと、難しいですよね。
テンプルグラインさんも何かの本で
苦手だと言ってたわ。
でも、楽しい経験ってのは練習以上の価値がある。
また、練習ってものはチャレンジする課題が
生まれたという成功の証でもある。
長い道のりではありますが、頑張ろうと思います。