-3.5SD。
赤ちゃんが小さい。
生まれられない。
それだけでもショックなのに、他にも色々とわかりました。
頭蓋骨が柔らかすぎる。
何かの原因で頭蓋骨がうまく形成されていないかもしれない。
赤ちゃんの体が頭部、胴体、腕、足と全体的に均等に小さい。頭に比べて胴体、腕や足が短く全体として小さいという場合には、母体からの栄養がうまく届いてないなどの理由で頭だけは大切なので守ろうとして成長して、他の部分の成長が遅れることがある。しかしこの赤ちゃんは全てが小さい。それは何らかの赤ちゃん側の原因で体が大きくなれないということ。この場合には改善の見込みがほぼない。
臍帯の血流が途切れる(?)時がある。
本来流れていなくてはいけない方向とは逆に流れるのが逆流で、そうなると赤ちゃんが元気がない(亡くなりそう)というサインだが、そこまでは行っていないけど、逆流の一歩手前で、ちゃんと流れていない時があるとのこと。
このあと遺伝カウンセラーの方の部屋に入り、
超音波検査の結果をもう一度聞きます。
-3.5SDとはどれくらい小さいのかということ。グラフを見せて説明してくれました。
これからメキメキ回復して大きくなる可能性はないとのこと。
子宮内胎児発育不全である。
このまま妊娠を継続してもこの数値はどんどん大きくなり、赤ちゃんの成長はますます緩やかになり、いつか止まり、そして亡くなる。
もし亡くならず生まれてこられる週数まで生きたとして1000gまで大きくなるかどうかというところ。
そうなると脳性麻痺を始めあらゆる障害を持つ可能性が高いということ。
妊娠を継続する場合、亡くなったことに気づかないと大量に出血をして母体に影響が出ることがあるので、これからは週に1回とか短いペースで赤ちゃんが亡くなっていないかを確認しないといけない。
そうでなければ中絶もできるということ。
病院は院長の知り合いで安心できるところを紹介するとのこと。
どんなことでも質問は受け付けるし相談にのります、と言ってくださいました。
夫と私はすぐに決断はできませんでした。
ただ、赤ちゃんが亡くなるのをただただ待つ、というのは私には出来ないとおもいました。
普通なら妊婦検診には、赤ちゃんのエコーを見るのが楽しみで行くくらいなのに、
これからは赤ちゃんが「元気なのか」じゃなくて「亡くなっていないか」を知るためだけに行くなんて。
それでもすぐに中絶しますとはとても言えませんでした。
この結果が間違いではないのか、これから回復するかもしれない、そんな淡い期待も捨てきれませんでした。
そこで胎児を精密に診てくれる他の病院を受診することにしました。
中期中絶のリミットである、21週までギリギリまで赤ちゃんを信じたいと思いました。
別の病院を受診したいことと、ギリギリまで待ってもらえないかということを遺伝カウンセラーの方にお伝えすると快く了解してくれました。
中絶となると精神的負担がかなり大きいので無痛分娩でできるところを何箇所か教えていただきこの日は帰宅しました。
つづく