流産、死産、出産時に亡くなる、赤ちゃんのうちに亡くなるなど、大切な我が子の自然な死を受け止められず悲しみ苦しむ方はたくさんいます。
そしてそのような方に向けた書籍やサイトなどは多く見かけます。
私のように中絶した場合でも喪失感や自責の念は抱きます。
しかし中絶した方向けのメッセージはほとんどありません。
赤ちゃんを亡くした方ならおそらく読んだことがあるであろう有名な医師の書いた出生前記憶の本でも、流産や死産については書かれていてもやはり中絶にはほとんど触れられていません。
中絶は自分で選んだことであり、そもそも法律でも認められていないからでしょうか。
私の、私たちのこの気持ちはどうしたら救われるのでしょうか。
赤ちゃん二人のことは今ではあまり夫婦では話しませんが、先日あまりに辛くなって気持ちを夫に話し、夫は辛くないのかと聞いてみました。
すると、
「俺は乗り越えたから」
との答えが。
夫の真意はわかりませんが、
「乗り越える」って
なんなんでしょう。
何を乗り越えたのでしょう。
何を乗り越えればいいのでしょう。
その先には何があるのでしょう。
私は一生、「乗り越えた」なんて言える日は来ないと思います。
たぶん来てほしくないのかもしれません。
こんな気持ちを抱えて生きていたいのかもしれません。
そしていつか自分が死んだ時に、赤ちゃんに会えるのを楽しみに、
これからも生きていきたいと思っているのかもしれません。