私が子供の頃は
スマホなんてなかったし
パソコンも普及してなかった
家にあったのはワープロ
テレビはこんなに薄くなくて
チャンネルもこんなに多くなかった
見逃したらそれでおしまい
分からないことがあれば
父の辞書を引き
父や母に質問した
その答えが曖昧なものだったり
今考えればおかしなことだったりしても
(昔、母に「なんであくびってうつるの?」と聞いたら「その人の周りで酸素が薄くなるから他の人もたくさん酸素吸わなきゃいけないからでしょ」と当然のように言われて、大人になるまで信じていた)
親の言うことには説得力があって
よくいろんなことを尋ねたり
話し合ったりした
おもちゃだって絵本だって
そんなにたくさんのものではなく
家にあるものの中で
いかに楽しく遊ぶかを追求して
遊びが進化していった
今は
スマホ、パソコンからいろんな情報がもらえる
パソコンはブラインドタッチで
書くよりも早い
テレビは録画しまくって
録画を忘れたらネットやアプリで見る
分からないことがあれば
ウィキペディア
スマホを持たない父や母が
疑問に思ったことなどをふと口にすると
私がすぐにスマホで調べて
したり顔で情報をひけらかす
そんなの知識でもなんでもない
父や母が持ってるのは
培ってきた知識
私のは付け焼き刃
昔はもっと考えてた
分からないことを知るために
辞書のページをめくってめくって
その間にも頭の中で色々考えて
ようやく手に入れた情報は
本当の知識になった
私の息子には
自分の頭で考えられる人になってほしい
分からないことをチャチャっと調べて
したり顔ではなく
なんでかな?
こうだからかな?
いやいや、でもそれだとあぁなっちゃうし、
ん?でもここをこう考えれば・・
そうか!だからこうなのか!
頭の中で思考できる人になってほしい
次から次へと
新しいおもちゃを手に取るのではなく
今手元にあるそのおもちゃで
次にどんな楽しいことができるか
考えて遊べるようになってほしい
大きくなったら
そのおもちゃは
友達や大切なものに置き換える
「思考する」ことができれば
今ある人間関係や環境、
恋人や大切なものを
もっと大切に
もっと楽しくできるはず
そして知識があれば
思考することを後押ししてくれるはず
息子には
自分の力で考える人になってほしい