二人で美保の来るのを待ってる最中に
彼から美保の家族の事を聞いた。




美保のお父さんは〇〇組
その間も 何度も彼は
家どこなん?て聞いてきたけど
私も彼に少しだけ自分の育った環境の話をして…
それから彼は 家帰ったら?は言わなくなった。



美保が向こうから手を振って
ニコニコ笑ってる
いつもの感じじゃなく
本当に心から解放される笑顔



行き先は東京で決まり


なんで東京になったかと言うと
本当になんとなく…行ってみたかった。


私が行きたいって言うし
二人はそれに同意してくれた。


美保のお姉ちゃんには 優しくしてもらったし
きっしゃんにも それなりによくしてもらったし
少し気が引ける部分もあったけど


東京へ着く頃には
そんなこと忘れてた。



駅のホームで
ポンポンって知らないスーツ姿おじさん二人組に
肩を叩かれて 通り過ぎる時に小声で 
「気をつけろよ」みたいな
事を言われたような…



振り返ると そのおじさんは
ニコってこっち向いて 



私は ちょっとゾワッとしたけど
無視して 2人との会話に戻った



美保が新幹線の中で
息もつけないほど
今までの自分の人生を語ってた。


美保のお母さんは美保が4歳の時に
美保を置いて家を出たこと
出て行った日の事は覚えてること

当時は 美保のお姉ちゃんのお母さんも
まだ家にいて一緒に暮らしてたこと

その後 しばらくして お姉ちゃんと
お母さんも家を出て行ったこと

美保は お父さんとその大家族と暮らしていたこと

そして5年生の時にお腹の大きな継母が
家で暮らし始めたこと




そんな話をしてくれた
美保が私と会った…
アーケードで声をかけて来た時は
若い衆が色んな用事に駆り出されて
美保が集金の仕事をすることになったことで
パパに頼まれて あちこちの店を
集金に回ってたから…だとその時わかった


美保が最近アザが多いのは
パパの機嫌が思わしくなく
それでよく殴られてたらしい




彼は それだけではないって理由を
言いかけて その事を遮り
大きな声で続きを話しかけてきたからやめた



彼も そのとばっちりで
一番若いから…て理由で
仕事に駆り出されて
生活が変化していったみたい



後に色々と調べて自分自身が生きていた時代背景を照らし合わせてパズルのピースがつながったって…て感じで その当時はそんな渦中に自分自身が関わっているとは思いもしてなかったし
ただ うっすらと やっかいな事になるって事だけは本能的に理解してたんだと思う。

ただ その娘の美保と一緒にいること、
その家族の一員である彼といることが
一番のやっかいごとだったなんて
当時はわかるすべもありませんでした。


当時 ものすごい紛争に巻き込まれていて
美保のお父さんは正気を保てなくなり

ミイラ取りがミイラになる感じだったと思う。

たぶん それは
私の想像だけどね。

肝っ玉が座ってない人が
たまたまの偶然でそうなってしまい
怖くて耐えれなくなる心をお酒や薬、女で
埋めていたんだと思います。





東京についてから
しばらくは楽しかった




夢のような時間やったと今も思う





夢やったん…ですね




きっと








あれから40年



そんなにも過ぎたんやな〜て思うと…
人生のその時 その時のヒトコマ…ヒトコマ


パズルだとピースの1つ1つ





残り



どんな風に完成するんかな?て



思い描いた通りになる



とか



思いは現実する



とか



言いますが 




時に 本当に逆らえない
抗えない 何かが…





動いてるように感じるのは
私だけなのかな?





みんなは  どうかな?



今 起きてる台風の中



私は 時間ができて



書く気もなかった過去の夢の記憶を書いてるし




毎朝の平和の中で



思い出してもいなかった記憶が
鮮明に昨日のことのように思えたり




そんな事を考えてました





家の中
自分の部屋で こんなにも長い時間




ボンヤリ過ごしたのは
いつぶりかな?






あっ
コロナになって肺炎で死にかけた時



入院も受け入れがなくて



加ト吉は退院したばっかりだったのに


毎日 病院への点滴に送迎してくれた


あの度 加ト吉がコロナ
うつらなかったのは なんでやろ?



て今でも不思議に思う




いつも もう一歩のところで
救われる




何かに守られてる気がする




まだ死ねない



死なない




そんな風に



生きてると思う瞬間ありますよね?




それを



生かされてるって言うんかな?




人の痛みは想像でしか分かりませんが
わかるように気になって
想像は出来る



だけど 


それよりも大切なことは



生きる力



弱さをわかってる強い心だと思います




ほんじゃら〜



長い私の夢にお付き合い下さり

ありがとうございました照れ









ありがとう