15歳の春に出会った友人 美保

商店街のアーケードの自動販売機の所で

たばこ買ってたら声かけられた



美保

「こんな朝早く何してるん?」


私

「仕事の帰り」


美保

「え〜いくつ?」



私

「18」…

そう言ってたし トラブル避けたかったし


私は もう疲れてたし帰りたいけど

美保は どんどん話しかけてくる



美保

「へぇ 18 年上か〜 私 美保15 …あんたの家どこ?近く?私は 原チャで ここから10分ほど…遊ばへん?あんた一人暮らし?家行っていい?」



私は チラッと美保の顔見て


「眠いからやめとく」



美保

「じゃあ いつやったら遊べる?いつ休み?」



私

「わからんわ…」


美保

「明日も ここおる?」


私

「・・・」



美保

「な〜聞いてる?私 また明日 この時間にここおるわ…ポケベルの番号だけ教えとくわ」



タバコの箱に ポケベルの番号書いてきた



私は そんな約束すっかり忘れてたし

ポケベルの番号も くしゃくしゃにして

部屋のテーブルの上に置いて…

実質すててあった




それから数日して





約束はしてないけど

美保がそこにいて






いつものように仕事帰りに …


たばこ買う自販機前に

美保は座り込んで待ってた





いつの日か それが日課みたいになって

正直 散々大人ばっかりの中でいたから

同いの美保との会話…

朝方 アーケードを原付で2人乗りして




美保の地元へ行くと

美保の先輩や後輩が公園でたむろしてて

私も いつの間にか仲間に入れてもらって




その中で 大人しくて

ちょっとしらけてる?子が

ある日 私に

「なんで美保とおるん?地元どこなん?」て



私は

「たまたま会ってん」



その子は


「美保の…」て言いかけて



みんなが来たから話すのパッとやめた





ん?何?…て言いかけて




美保の原付の後ろにまたがって

ほかの男の子たちは普通のバイクや

女の子は 原付で…




走り出した











ただただ新鮮やった








美保は小柄でショートカット

ツーブロックで 襟足は刈り上げてる


よく言ええば活発で

スカートをはいてるのに足は広げて

胸元ははだけてる



美保は15歳のわりに 顔は童顔だけど

胸だけは成長していて自分でFカップだと言ってた



私は 美保と遊ぶのが楽しかった

毎日 遊んでた



春から初夏にかけ

どんどん彼女と仲良くなった




12歳〜15歳の3年間くらい

もともと 一人で住み込みのバイト

飲み屋で働いてた

今のキャバクラの最初みたいなんかな?

(当時はゆるかったよね…今 思えば)


その住み込みのバイトの話なんかも

美保にしてて 




美保のお姉ちゃんにも会った

お姉ちゃんは新地で働いてるから

紹介したげよっか?て





私は とりあえず会って

お姉ちゃんと同じ店で働くことになって




美保のお姉ちゃんは一人暮らしして

お姉ちゃんの彼氏が私の働いてる

お店についてきてくれて

私は そこの住み込みでお世話になった

お店を出た





お姉ちゃんの彼氏の仕事は

封筒に入ってる物を 色んな場所に届ける

…みたいなことやってたから

それを私も手伝うようになって




お姉ちゃんのお店にへ時々行ってた




その方が美保たちと遊ぶ時間も

いっぱいあったし良かった





また 前の大人しめの男の子と

たまたま2人になることがあって



美保のお姉ちゃの彼氏の仕事を手伝ってる時



その男の子と 車でいっしょになって…



その子がまた

「家に帰らへんのか?」



私は簡単に小声で今までの話をした




そしたら…その子が…当時17歳 私より1つ年上

「美保の家に行った?」


私

「行ってへん」



その男の子

「行かん方がええで 誘われても」


私

「なんで?」



「なんも聞いてへんの?」


私

「何を?」



「・・・」



私


「何?」




バタンて車が停まって

私は いつもより 

少し大きめの封筒を持って

今までとは違う場所に その封筒を届けて



今までよりも 

遥かに ちょっとはじめて見た金額を

受け取って…


私も けっこうな金額の

こづかいをもらったんやけど



また車に戻って 

話の続き聞こうと思ってたのに



その子は違う所へ行って

もう その日は会えなかった





お姉ちゃんの店を手伝うのも

お姉ちゃんの家での私の生活も快適やった




お姉ちゃんが 私に部屋をつくってくれてたし

お姉ちゃんは優しかったし

時々 卵焼きも作ってくれて




みんな他の子たちがシンナー吸ったりしてるんも

知ってたけど お姉ちゃんが

「あれはあかん やらんときや」て

言ってたし 私は もう そんなんより

お酒飲んでる方がええわって思ってたし

「うん わかってる」て





ある時 お姉ちゃんと美保が

めちゃくちゃ喧嘩してて

喧嘩と言うか言い合いしてて



私の事で 揉めてる感じやって


お姉ちゃんが私を美保の家に連れて行くのあかんって言ってて 美保は連れて行く…みたいな

美保のお姉ちゃんと美保に血の繋がりがないって

ことを その時にはじめて知って









そしたら


















このへんで 朝ごはんを

いつものように元気に明るく





朝ごはんは

ハンバーグラブラブ




















































しあわせ







つづく