3月にトルコ旅行に行きました。


そこでトルコ絨毯詐欺にあってしまったという話。



簡単に言うと、「お土産としてあげる」と言われて渡されたのに、後日(ついこの前)来たクレジットの請求書に同額が載っていて、くそーやっぱりだまされていたかと思って絨毯買取のお店に行ったら買った値段の1割にしかならなかったのです。


「旅先でだまされる」ということがまさか自分の身に起こるなんて思ってませんでした。

だまされる方もだまされる方だよなぁ、とも思っていたので、自分がだまされたなんてなんだか恥ずかしいしあんまり言いたくないんだけど・・・これからトルコに行く人に同じような被害に遭ってほしくないから、発信しておこうかと思います。


日本人はトルコで絨毯を買ってはいけない。



事の顛末はこうです。


ツアーの後半、自由行動の時に友達と一緒にイスタンブールを歩いていました。


どこ行ってもそうかもしれないけど、お店の人たちにめっちゃ声かけられますよね。

トルコでは「チャイ(紅茶)出すから飲んで行きなよ!トルコ人、日本人好き。Just talking!」的に話しかけられます。


最初はもちろん相手にしてなかったんだけど、あるお土産屋さんのにいちゃんからめっちゃ話しかけられて。

まぁ、ちょっとくらい良いか、トルコ人って本当に日本人好きみたいだし。

と思って店の中でチャイもらって話したんです。

そしたらその人は良い人だったんですよね。普通に話をしてバイバイしました。



そのあとです。

また話しかけられたんです。「この近くでギャラリーやってるんだけど見に来ない?」って。


さっきので安心してしまったのと、ギャラリーとか面白そう!と思って見に行くことに。


絨毯のギャラリーでした。兄弟でやっているとかで、彼は兄さん連れてきて、4人で話をしてました。

その間もとにかく「キュートだ」とか「かわいい」とか、ほめまくるんですよね。

別に本気にしてるわけじゃなかったけど(トルコ人(というか外国人)は若い子にはみんなそう言うんだろ、と思ってw)、まぁ悪い気はしないですよね。


そのうち、「奥に僕らの作品があるからぜひ見て行きなよ」というので見に行くことに。


そしていろいろ見せてくれて。もちろん買う気はないから「へーきれいー」くらいにしか思ってません。

そしたら「どれが好き?」ってなって。「まぁ、あれかな。」って言ったら、「これは15万円。でも特別に、10万円でいいよ」と言い出すのです。

「いやいや、本当にお金無いんだ。無理ですかなり。」というような話をしているうちに、

「じゃあ、いくらなら買う?」

「え…1万円とかなら」

「う~ん…、そうか。 じゃあ、君はとってもキュートだから、お土産にあげるよ。1万円はお金にならないしね。(←金持ちめw) でも、1万円という額を提示してくれたことがうれしいから、プレゼントするよ。」

「え~っ!?」


ここまではね~、正直、信じてましたね。

話していると良い人だと思ってたし、なんか仲良くなった気がしてたし。あとは店の感じとかその人たちの服装とかからも「金持ちなんだろうなぁ」っていう雰囲気があったから、「10万円の絨毯なら、若い女の子にプレゼントしたりしそう」っていうのと、「こんだけ金があるんなら、こんなに金が無い少女から(w)たかだか10万円をだまし取ったりしないだろ」っていう思いがあったんですよ。


今思えば全部周到に準備されたシナリオだったろうなと思うけど、ここで「君にも何かプレゼントしよう。上の階に見に行こうよ」と、友達が連れて行かれる。



私には

「それじゃあクレジットカードを持ってるかな?ちょっと貸してくれる?」

「え?なんでクレジットカードが必要なの?」

「免税のことでちょっと必要なんだよ。大丈夫。」

「(へ~そうなんだ・・・)」


クレジットカードリーダーを持ってきて、金額(日本円で約10万円)を入力するおじさん。

「じゃあ、暗証番号を押してくれるかな」

「(え?これって、暗証番号押したらそのまんま決済じゃん…?てか免税って、「買ったもの」に関してだよね?なんで買ってないのに免税手続きでカード番号押すの?)

あの・・・お金払わなくて良いんですよね?」

「うん、お土産だからね。大丈夫。」


この辺で、あれ、おかしいなと思い始めたんですけど、

同時に怖くなり始めてました。


しきりに「キュートだ」って言ってきて、だいぶ近くに座ってくるし、肩に手とか回してきてたんです。

(最初の頃は「外国人とはかようなものだろう」と思ってたので(w)大目に見てたんですが)

で、友達は他の階にいるし、今いる場所は外からは見えないし、おっちゃんでかいから抵抗してもかなわなそうだし。


ここで「これおかしくない!?」って言って逃げようとしても、逆に怖い目に遭うんじゃないかと(性的に)思ったんです。


そういう気持ちもあってか、「いや、たぶん大丈夫なんだよ。うん。なんか、よくわからないけど高額なものを外国から日本に持ち込むときはこういうのが必要なんだよ。」と自分に言い聞かせる私。

「もう、この際だまされてても何でもいいや。いいからとりあえずここから逃がして。平和裏に逃がしてくれ。」と祈り始めていました。


そのうち友達も(ようやく!)戻ってきて、で、引きとめようとするおじさんたちに「このあとツアーで食事に行くから絶対にもう行かないと!」と主張し、ホテルに戻りました。



帰り道では、別々の場所にいたときにそれぞれにあったことを報告し合い、「なんなんだあのスケベじじいたちは!」と憤激。w

(友達はすでに他の(ちゃんとした)店で絨毯を買っていたこともあり、私のようにもらったりしてませんでした)


私は「これって、騙されてるのかな?騙されてたら本当に最悪…」

友達「そうだったら最悪だね…そのときは私もお金払うから言ってね!!」(えぇ奴や…)

既述のような背景を拠り所にして、そうではないことを祈るばかりでした。

もしだまされてたんだとしても、売ってやろうと思ってました。


そして迎えたクレジットカード請求書とのご対面。


10万円・・・請求されてるよ・・・




売ってやろうと思いました。

で、今日、横浜の絨毯買取専門店に持って行ったんです。


そしたらそこのおじさん、私を見るなり、「どうして買っちゃったの~」と。


曰く、日本人がトルコに行くと、20~30倍の値段をふっかけられるのだとか。

いくら交渉しても定価の10倍くらいはとられる。しかもたいてい、パチもん。

日本で同じ値段出せばもっとずっと良いのが買えるのに、みんなだまされるんだって。で、こういう店に持って来るらしい。


↑これ、トルコの現地ガイドさんとか、(ちゃんとした…と思っていた)トルコの絨毯屋さんが言ってたこととも違うんです。

トルコで買ったほうがずっとお得で、日本のデパートだとこの何倍もするって言ってた。

トルコの絨毯屋さんで見せられた「これが良い絨毯」っていうのより、その買取のお店で見せてくれた「良い絨毯」のほうがあきらかに高品質だった。


私の絨毯は、かなり品質の悪いものでした。

傾いてるし、ふさも整ってないし、目も粗い。

普通なら2~3000円で買い取るかなって感じらしいけど、そのお店の人が同情してくれて、1万円で買い取ってくれることに。

でも、10万円なら良いほうだって。30万とか50万とかで騙される人がい~っぱいいるんだって。



おじさん曰く、「日本人はトルコで絨毯買ったら絶対にダメ」。




再三書いているように、私いま本当にお金が無いんです。

預金かき集めても3万円くらいしかないのに、どうすれば10万円(1万円得たから9万円か)も払えるっていうんじゃ。


はぁ。

もう親とかおばあちゃんとかにお金の融資をしてもらうことしか考えられないけど、

そうやってもらった貴重なお金がこんなことに消えていくなんて。

9万円あったら何ができるのさ。いまお金が無いからって我慢してること、たいていみんなできちゃうよ。


はぁ~。


10万円払って世の中のことを知りました。

大人になってから50万円とか騙されるよりは良かったんだろうな。

この事件が無かったら、私って人を信じやすいから、将来絶対だまされてたと思うし。


思考はなんとかポジティブになれても、物理的に厳しい。10万円。

愚かな私・・・。