ノンストレス妊活の専門家 花多山寛子(はな)です 

お読みくださりありがとうございます♪


 

今日は映画「こんな夜更けにバナナかよ」の続きのお話

先日は高畑充希ちゃん演じる女の子から見える女性性とその生命力についてお話したのですが


今回は大泉洋さん演じる筋ジスの主人公「鹿野晴明」さんについて・・・


彼を見ていて

「自立」とは何か?

「人に迷惑をかける」とは何か?


そんなことを考えさせられました

主人公の彼は何一つ自分ですることはできません

誰もボランティアに来てくれなければ、ただ生きることさえできないんです


では彼は自立していないのか・・・?


ここからは映画のお話ではなく、原作の主人公である

実在した鹿野晴明(しかのはるあき)さんについて書かせてください


彼は病院や施設に入ること

あるいは親や家族がヘルパーや看護師の協力を受けながら24時間体制で介護すること

が当然という常識から飛び出し


親元を離れ

病院にも施設にも入らず

アパートを借りて暮らしました

すべて反対を押し切って自分で決めています


けれど一人では生きていけない

だから、自分で街頭に立ち、学生ボランティアを募りました


「お金を払うから介護してください」ではなく

「無料で僕の面倒を見てください」とお願いしたんです


無料だから

ボランティアだから

迷惑かけちゃいけない

わがまま言っちゃいけない


そんな遠慮や罪悪感を乗り越えて

自分の願いを伝え

夢や希望を持ち

叶える努力を続けたんです


これね、健常者がやろうとしたら実はものすごいエネルギーがいります

私たちは「人に迷惑をかけてはいけない」

「自分の面倒は自分で見なければいけない」って思っているから


多くの人が

自分でお金を稼ぎ、自分で家賃や光熱費を払い

衣食住を整えることが「自立」だと思っているんです


けれど、鹿野さんはその定義で生きていくことはできません


相手の都合を思いやって遠慮していては彼の衣食住はどれも成立しないんです

延べ500人と言われる関わったボランティアさんたちとは喧嘩も多かったといいます


けれど、それでも彼の周りにはボランティアが途切れることはなく

42歳でお亡くなりになるまで一人暮らしを続けました







でね

その時のエピソードが私の胸にとても刺ささりました・・・


鹿野さんは、何度も倒れて病院に運ばれては

元気になって退院するということを何度か繰り返していました

運ばれて安定するまで、病院ですから看護は不要です


けれど彼はたとえ病院でもボランティアさんに傍にいて欲しいと言っていたそうです


ところが、またいつものように救急で運ばれて病院で容体が安定した後

彼は珍しく

「大丈夫だから今日は帰っていい」とおっしゃったそうです


そして、その後、彼は病院でお亡くなりになりました


このエピソードは大泉洋さんがお話されていたのですが

もしも鹿野さんが自宅でボランティアの目の前でお亡くなりになったとしたら

きっと目の前で何もできずにいたボランティアの方は一生残る後悔と罪悪感を持つでしょう


鹿野さんは

一人暮らしを始めてからずっと

誰にわがままと言われても人に自分のために動いてもらい続けました

けれどそれは

「申し訳ないこと」ではなく

「相手に迷惑をかけること」でもなかったんです

昨日のメールに書いたようにボランティアの方々は鹿野さんと過ごす時間の中で

嫌でも自分と向き合うことになります


それは決して「迷惑なこと」ではないし

本当に迷惑で不快であればいつでもボランティアはやめられるのです


つまり、鹿野さんとボランティアさんは「役割」が違うだけで

「お互いに対等」なんですね


そんな鹿野さんが

ボランティアの方々を病室から帰るように促した・・・

意識してか無意識でかはわかりませんが

これって、自分を支えてきてくれたボランティアさんたちへの

死期を感じた鹿野さんからの感謝と愛だったとしか思えないんです・・・


自分の気持ちに正直に生きる

自分の想いを表現する

自分の願いを言葉にする

自分の意見を通す


これね

一見わがままに見えるかもしれません


でも

わがままを通したからこそ

相手に深い深い愛を感じるし

心から感謝をすることができる・・・

そう思うんです


これはボランティアさんも同じ

鹿野さんのわがままに答えたくないと思えばやめたり喧嘩したりできる関係性だったからこそ

「やってあげている」

ではなく

鹿野さんにもらっているものがあるという感覚になれたんじゃないかなって思うんです・・・





「自立」って何でしょう?


ブロック解消のお話しの中で

私はたまに

「自活できているからって自立できているとは限らないですよ」

とお話します・・・


自立している人は人に心から感謝できます

つまりね

自立って「心」の状態なんです



って言っても皆さん難しいっておっしゃいます


この鹿野さんのお話がこの「自立」の疑問を解消するヒントになればいいなと思います♪


明日は三浦春馬さん演じる医大生のボランティアさんのお話から

「自立」について書いてみたいと思います・・・



かなり深い話になるので今からちょっと緊張します・・・

読んでもらえると嬉しいです

ではでは、また♪

 

 

 


ではでは、また♪

 




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