一昨日、大根おろしが食べたくて1本買いました。イギリスの現地のスーパーに売っている大根は、人参より一回り大きい程度の小さいもの。“大根もどき”と私は呼んでいました。アメリカの現地スーパーで売っているのはもうすこし大きいけれど、日本のに比べるとずっと小さいです。


アメリカのオーガニックスーパーではその細い大根が、葉も付いたまま丸ごと売られていましたが、一般スーパーでは先っちょと根っこを切り落とし、20~25cmの長さにして売られています。しかしこの大きさでも、お一人様晩御飯のおろしには多すぎ!


夕べは前夜の残りの肉じゃがをおかずに晩御飯を食べるつもりでした。けど、ご飯は残ってないので炊かないといけなかった。そこで、おろしを作って残った大根をお米に混ぜ、こんな炊き込みご飯を作ってみることにしました。


大根めし

和・美・Savvy Cooking

イギリス時代、“大根もどき”は買う気がせず滅多に買いませんでした。その代わり、たまに日系のスーパーに行った時や、中華街の中国人経営の食料品店の前を通りかかると、日本風の立派な大根についつい、献立のアイデアもないまま買ってしまったものです。


その頃の私は今の年齢の半分だったから食も細く、今ほどバカ食いはしていませんでした。(笑)デカイ大根を1本買うと、一人暮らしでは1週間くらい毎日大根が献立に登場し、それでも結局食べきれない状態だったのです。


そんな時、私のお姉さん的存在だったお料理上手な友達が、大根で炊き込みご飯を作ればよいって教えてくれたのです。私が料理を少しずつ作れるようになったのは、この友達のおかげなんです。


聞いた通りに作ってみると、これがあっさりしていて結構美味しい!はまり易い素直な性格の私は、しっかりその味にはまり、しばらくの間しょっちゅう大根めしを作っていました。(笑)


昨日、25年ぶりに昔を思い出して作ったんよ!(驚)


炊飯器にお米と大根、その他の材料を仕込んで、スイッチオンにしてから母に電話をかけました。その会話の中で、今、大根めし作ってんねんけど、こんなん作ってくれたことないよなぁ?食べたことある?って聞きました。したら...


大根やサツマイモの入ったご飯は、戦時中に嫌というほど食べさせられて、もう見たくもないわ!って答えが母から返ってきたのです。


なるほど、そうなんや!だ・か・ら・母は大根めしを作ってくれたことがなかったんかと、納得しました。


もののない時代に母が食べた大根めしとは違い、鰹や昆布の風味が効いた出汁で炊く私の大根めしは、比較にならないほど美味しい!酒を飲んだ後の小腹が空いた時にもありがたい味だし、冷たくなったら熱いお茶をかけてお茶漬けにしてもいけます。


今回は5月にロスで会ったメーテルさんにもらった、キッコーマンの白だしのみの味付けで作ってみました。ほんなもんで、これもうちの姪がお嫁ちゃんになった時、絶対に献立に加えてもらえる簡単料理の1つです。(笑)

和・美・Savvy Cooking

出汁はボトルの使用説明または好みの味に水で薄めておきます。ご飯1合につき薄めた出汁が約200ml必要。大根が水っぽいので、普通の炊き込みご飯より心持ち濃い目の出汁の方が美味しく出来ます。私は使用説明の分量より濃くしました。


米は炊く30分前くらいに洗って水切り。大根はいちょう切りにし下茹でして水切り。油揚げは油抜きをし食べやすい大きさに切っておきます。


米を炊飯器に入れ出汁を炊飯器のメモリまで注ぎいれ、大根と油揚げを加え、あとは炊飯器のスイッチをオンにするだけ。30分もしたら、出汁のよい香りが家中に広がって食欲をそそります。


うちの旦那は和食系はなんでも食べるけれど、豆腐や豆腐食品は絶対に嫌います。食べれないのではなく、あんな味のないものを食べる理由が分からないと言うのです。


だから昨日は、こんな時しか食べる機会はないと思い、豆腐を1丁買ってきて、内半丁で揚げだし豆腐も作りました。しばらく水切りしてから片栗粉をつけて揚げ焼きした豆腐に、かけつゆは、これまた同じく白だしを薄め沸騰させたもの。

和・美・Savvy Cooking

そうこうしている内にご飯がこんな風に炊き上がりました!蓋を開けると、一気に良い香りが辺り一面に広がります。うぅぅっ旨んまそぉ...!!!

和・美・Savvy Cooking

大根菜が付いていたらさっと湯がいて彩りにご飯に載せたらよいのでしょうが、根っこを切って売っている大根ではそれも叶わず、色気のない炊き込みご飯となってしまいました。色気のないのを誤魔化すのに、ちらっと白ごまなんかかけちゃいましたけど...(汗)

和・美・Savvy Cooking

大根めしに揚げだし豆腐、それに前日の残りの肉じゃがをチンして、昨日もとっても美味しいお一人様晩御飯に満足した私でした。


私には、飯作ってブログアップすることと、食うこと以外には楽しみはないんかいと、我ながらちょっと情けなかったりしたけれど...(爆)

各国料理(レシピ)へ