シアトル時間で昨日の朝11時半ごろ、無事帰ってきました!


週日だから旦那に迎えを頼むことも出来ず、まぁーた、あの道は知らない、まともな英語は話せない、おまけに殺人的に運転が荒っぽいインディアンドライバーのイエローキャブに乗るしかないと覚悟していたら、なんと、旦那が仕事を抜け出し迎えに来てくれていたんです!


いつもはイエローキャブを利用するようにって冷たいこと言うくせに、わざわざ空港まで迎えに来てくれたところをみると、10日間私が居なくて、本当、淋しくて仕方なかったみたい!(笑)


私はどこへ旅行する際も、出発前に必ず家中の掃除を済ませ、夕方の出発なら当日の朝、さもなければ前日中に、シーツもすっかり取替え、汚れもの1つ残さず洗濯してから家を出ないと気がすまない人。


埃1つない家に戻り、柔軟剤の香りのするフレッシュシーツのベッドで、旅の疲れを癒したいのね。


それを知っている旦那は、昨日の朝ちゃんとシートを外し洗濯機を回してくれて、ルンバのボタンを押して出勤してました。帰ってきたら家の中は想像以上に綺麗なのでビックリ!(笑)こういう気の利くところがうちの旦那の良いところです。


まぁ、もっとも、シーツは外して洗濯機に入れスイッチオンしただけで、私が帰って来て早々に、乾燥機を回し、新しいシーツを被せる羽目にはなったのですが...(苦笑)


前回の帰省では、実家を発つ時父がしくしく泣き私を困らせました。それが、今回は母に泣かれて、またまた帰り難いのを振り切ってタクシーで一気に立ち去ったのでした。


毎回日本に帰省するって言うと、アメリカを発つ前からこの帰る日のことを考え気が重くなるんですよ。なんで私は生まれた国で腰落ち着けて暮らせないんだろうと、自分の因果な人生をふと恨んだりしてしまう瞬間です。(涙)


日本を発つ前夜、私が帰省する前から楽しみにしていたと言う山菜おこわを、父に作って上げました。私が何を作っても母の料理と比べ美味しいと言ってくれない父ですが、山菜おこわだけは、私の作ったものの方が美味しいと評してくれます。

和・美・Savvy Cooking

そして大阪を発つ日のお昼ご飯には、父は吉野家の牛丼が食べてみたいと言い出し、並3つ買って来て試食させました。想像していたより肉は柔らかいと言いつつも、肉の柔らかさには極めてうるさい父は、私の作ったすき焼き用ロース肉の牛丼と違い、半分近く残してましたけど...(爆)


まぁ、今回も、私になりにですが、出来る限りの親孝行の真似事はしてきたつもりです。


昨日は旦那も早めに仕事を切り上げ帰宅。明るい内に晴れて自分達のものとなった家、いや、“お城”を見に行きました。フェイスブックのお友達には既に公開していますが、ブログでは初登場の、これが私達のお城でやんす。

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住居がいくつか集まった計画的住宅地を、英語ではエステートと呼びますが、私達のお城のあるエステートには42軒の家が並んでいます。その42軒の家は全てデザインが違うんですよ。日本で言うなら注文建築。


とは言えど、なんとなくデザインのパターンってのがあって、我が家を除く41軒は、そのパターンのどれかに属しています。でも、なぜかうちだけが、どのパターンにも属していないんです。


道路から我が家の門をくぐると、20、30メートルの結構急な坂道があります。それを上ったところにどーんと建っている我が城。


お城と呼ぶ所以は、昨日改めてじっくりこの家を眺めると、家の真ん中の屋根がとんがった部分が、なんとなくお城の天守閣に似ていたからです。鎧兜にも見えなくもない和を感じさせる建築。もしかしたら、これが私をこの家に一目ぼれさせた理由かも知れません。


旦那がまたしょーもない寒すぎるジョークを言ってました。温泉旅館の部屋の様に、天守閣に当たる部屋には“ひめじ”と言う名前をつけ、その隣の部屋には“しめじ”と名づけるって。なんかいっぺんに旅の疲れが出てきたんですけど...(滝汗)


私がシアトルを留守中に終わった外壁の修理。この写真は修理前に撮ったものですが、写真左端の煙突部分が完全に新しくなり、窓から下の部分も新しいものに変わりました。


修理したところとしていないところが、見た目にはっきり現れて可笑しくないか心配していたんですが、全く違和感のない仕上がり。それどころか、煙突の先の錆びたブリキも新しいものになり、屋根瓦も取り替えたので、この写真よりずっと美しいお城に変っていました。ホッ!


3つのシャッターは車が3台停められるガレージ。その広さってのが、なんと、東京で住んでいたマンションの総面積より広い!(驚)


空っぽのガレージの真ん中に立ち、これより狭いマンションに毎月30万近い家賃を取られとったんかい!って思うと、なんか大家のことが今になってむかついて来ましたわ。(爆)


でもね、日本人の私から言わせるとお屋敷のような家が、土地はエステートの中でも結構広い方なのですが、家そのものは42軒の中で、なんと下から2番目に小さいらしいんですよ!(驚)


旦那と二人であんたが、いや、あんたが...と、最初の開錠を押し付けあった結果、旦那が私に負け玄関のドアの鍵を開け二人で家の中へ。これまでは、「お邪魔しまんにゃわ!」と遠慮がちに入っていた家に堂々の一歩を踏み入れました。感激!


例の滝の流れる(正確には電気仕掛けの“溝”!爆)お庭の真ん中に設けられた休憩所に腰掛け、二人でお城を眺めながら、結婚してからの夢だったマイホームがやっと現実になった喜びを分かちあったのでした。(笑)

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しかし一見ゴージャスなエステートですが、現実はとっても厳しいみたいですよ。


不動産ブームの時には、これらの家も毎年面白いほど価値が上昇し、たくさんの人が価値が上がる度、それに従ってローンを組みなおして増額し、高価な家具を買ったり、高級車を乗り回したり、旅行に出かけたりしていたみたいです。


ところがそのブームが去った今、不動産の価値は暴落!家の価値よりローンの方が大きくなり、払えなくなって破産し家を銀行に取られる者、破産は免れたものの、大きな家の維持費を払う余裕がない者など、たくさんの人が苦しんでいるみたいです。


昨日も暗くなってからお城を出てアパートに帰って来たのですが、エステートの中は、皆電気代けちって電気をつけてないから、ヘッドライトを上げないと真っ暗で運転がでけまへんでした。(汗)まるで平成景気が終わった後の日本を見ているみたいで悲しいものを感じました。


さて、また今日からは自宅のキッチンに復帰。復帰第一号の料理は、お腹に優しいのにボリュームのあるブロス(済んだスープ)をただいま煮込んでいる最中です。


日本を発つ前日、私のブログでタブーレを見た姪が食べたいって言うので、押麦を利用して作ってやりました。結構美味しくて、姪だけじゃなく母にも大好評で、あっと言う間になくなってしまいました。

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そのタブーレに使った押麦を見ながら、ふと考えついた試作のブロス。美味しく出来るかどうかちょっと不安ですが、今のところはプンプンと良い香りが家中に漂っています。


ブロスは失敗こいても次回のブログでご紹介いたします!(笑)

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