夕べはご飯がメインの献立でした。一見カレーピラフ?と思うでしょうが、似てはいるものの、この料理にはピラフとは違う別の名前がついたものです。そしてこれはれっきとした英国料理です!


 

塩鮭のケジャリー
 
クッキングリッシュの会
夕べは卵との相性がめちゃ悪く、ゆで卵の殻がきれいに剥けず苦労しました。
だから形が悪いけれど...(汗)


またまた日本では耳にしない名前の料理ですが、ケジャリーも先日ご紹介したマルガトーニ 同様に、アングロインディアン料理の1つなんです。


マルガトーニにしてもケジャリーにしても、植民地時代インドに渡ったイギリス人達は、インドの香辛料に相当魅せられた様です。ケジャリーはインド料理の“キチリ”(レンティルの入ったご飯)をイギリス人が自分達の好みにアレンジしたものです。


だからマルガトーニ同様に、西洋とアジアがミックスした不思議な料理で、また不思議な味がします。でもその不思議な味は、一度食べたら癖になる美味しさがあるんです。


植民地時代のイギリス人貴族達はこれを朝ご飯に食べていたそうです!


朝からカレーって、そう言えば一度某日系航空会社で日本/イギリス間を飛んだら、朝食にカレーが出て来てぞぉーとしたことがあったけれど、当時のイギリス人達は朝からカレーって、相当スタミナがあったんでしょうな。(笑)


ケジャリーは日本人が「今日のお昼は何にもないし、炒飯でもいい?」って作るような手軽なお料理です。私もこの手軽な料理をイギリス時代はよく作っていました。でも、日本に帰って来てからは作れなってしまったのです。


ケジャリーは本来は薫製ハドック(鱈科の魚)か薫製コッド(鱈)を使って作るんですが、日本ではイギリス風にスモークされた鱈が手に入らないので作れませんでした。


ところが、この前アイルランド買って来たレシピ本を見ていると、生の鮭を使ってこのケジャリーを作っていました。そこで私が思いついたのが塩鮭。これなら薫製鱈の代用になるかも知れないと思い試しに作ってみたのです。


<材料 3~4人分>

塩鮭...3切れ
バター...20g
たまねぎ、みじん切り...1/2個
にんにく、みじん切り...1かけ
唐辛子、種を抜き細かく刻む...1本
カレー粉...大さじ1
クミンパウダー...小さじ1
コリアンダーパウダー...小さじ1
米(洗わない!)...2合
コンソメスープ、顆粒コンソメ小さじ2.5を湯に溶いたもの...400ml
ブラックぺペッパー...適宜(たっぷり!)

塩...必要に応じて
シナモンスティック...1本
パセリ、葉のみみじん切り...大さじ4~5
生クリーム、30%のパントリークリーム...1パック(100ml)
ゆで卵、縦4つに切る...2~3個


<作り方>

1.塩鮭は焼いて皮と骨を丁寧に取り除き、身をほぐし大きなフレーク状にする。

2.フライパンにバターを熱したまねぎを炒める。しんなりして来たらにんにく、唐辛子、カレー粉、クミン、コリアンダーを加え2~3分炒める。

3.2に米を加え更に2~3分米が透明に変わるまで炒める。
 

クッキングリッシュの会


4.3を炊飯器に移し、炊き込みご飯の目盛り2合までスープを加える。ブラックペッパーをたっぷり加え、必要に応じて塩で味を調え、シナモンスティックを入れ炊飯する。
 

クッキングリッシュの会


5.ご飯が炊きあがったらシナモンスティックを取り除き、1とパセリ、生クリームを加えてよく混ぜ合わせる。熱い内に皿に盛りゆで卵をあしらう。


薫製鱈の代わりに塩鮭で作ったケジャリーは、めちゃめちゃ美味しかったです!


特に、塩鮭は網で焼かずフライパンにクッキングシートを敷いて焼くと、脂がしっかりのって焼き上がるので、それをフレークにしてケジャリーに入れると、しっとりしていてとっても美味しい!
 

クッキングリッシュの会


旦那は何を食べても、美味しいけれどマームのも美味しいと言って、絶対に義母への敬意を示しますが、ケジャリーだけは私の作ったの方が美味しいと言って喜んで食べてくれます。


義母の作るケジャリーとの違いは、私はカレーを作る時と同様に、にんにくと唐辛子を使うからです。

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