クリスマスまであと1週間ちょっと。そして、イギリスのクリスマスディナーを題材にして開催する今月のクッキングリッシュの会までは残すところあと4、5日となりました。となると今日がこれを間に合って作るぎりぎり最後の日です。
ミンスミート
ミンス(細かく刻むの意)とは日本で言うミンチまたはメンチのこと。ミートは肉だから、ならミンチ肉のことかと初めて聞いた人は思うでしょう。でも、肉は入っていはいません。
いや、正確には肉その物は入れてはいないけれど、動物性の脂肪は含んでいます。
伝統的なイギリスのクリスマスでは、日本の様なスポンジに生クリームたっぷり塗ったケーキは食べません。その代わりにクリスマスプディングと呼ぶ蒸したケーキか、ドライフルーツをたっぷり入れて焼いたケーキにアイシングを施したクリスマスケーキを食べます。
ちなみに最近の若いイギリス人達は、この伝統的なクリスマスプディングやクリスマスケーキを甘いと言って嫌い、イングリッシュトライフル などをクリスマスディナーの後のデザートに食べだし、だんだんイギリスが日本のクリスマスケーキ化しつつありますが...。
このプディングやケーキの主材料となるのが、ミンスミートです。また、イギリスのクリスマスにはプディングやケーキの他に、もう1つ、ミンスミートを使う絶対に欠かせない食べ物があります。ミンスパイです。
いや、正確には肉その物は入れてはいないけれど、動物性の脂肪は含んでいます。
伝統的なイギリスのクリスマスでは、日本の様なスポンジに生クリームたっぷり塗ったケーキは食べません。その代わりにクリスマスプディングと呼ぶ蒸したケーキか、ドライフルーツをたっぷり入れて焼いたケーキにアイシングを施したクリスマスケーキを食べます。
ちなみに最近の若いイギリス人達は、この伝統的なクリスマスプディングやクリスマスケーキを甘いと言って嫌い、イングリッシュトライフル などをクリスマスディナーの後のデザートに食べだし、だんだんイギリスが日本のクリスマスケーキ化しつつありますが...。
このプディングやケーキの主材料となるのが、ミンスミートです。また、イギリスのクリスマスにはプディングやケーキの他に、もう1つ、ミンスミートを使う絶対に欠かせない食べ物があります。ミンスパイです。
直径がせいぜい5~6センチのタルト生地で焼いたミンスパイ。このパイの中身もミンスミートです。私が今日ミンスミートを作ったは、実はこのミンスパイを今週末に焼こうと思っているからです。
ミンスミートと呼ぶだけあり、実は、これには昔肉が入っていました!細かく刻んだ肉とドライフルーツを混ぜ合せてパイのフィリングにしていたそうです。
ミンスミートと呼ぶだけあり、実は、これには昔肉が入っていました!細かく刻んだ肉とドライフルーツを混ぜ合せてパイのフィリングにしていたそうです。
現在では肉は入ってはいませんが、“正確には動物性の脂肪は含んでいる”と書いたのには、このミンスミートには現在でもスエット(日本ではケンネ脂の名で知られている)と呼ぶ、牛や羊の腎臓の周りについている脂肪が含まれています。
ドライフルーツ、ミックスピール、リンゴ、オレンジやレモンの皮+絞り汁、黒糖、シナモンやナツメグ、クローグと言ったスパイスと供にスエットを加えて作ります。
ドライフルーツ、ミックスピール、リンゴ、オレンジやレモンの皮+絞り汁、黒糖、シナモンやナツメグ、クローグと言ったスパイスと供にスエットを加えて作ります。
材料を鍋に入れ軽く混ぜ合わせ一晩寝かせます。
翌日、一晩寝かせたフルーツを低温(120度前後)のオーブンで2時間半~3時間、ゆっくり調理してスエットを溶かします。
オーブンから取り出したら粗熱を取り、ブランディーを全体に回します。
これで煮沸し殺菌したジャーに移し保存すると、イギリスの気候なら室温で1~2ヶ月はもちます。日本でも冷蔵保存するとそれくらいの期間は十分もつでしょう。
ところで全く余談ながら、肉屋のコロッケが、自宅で揚げたものやスーパーのものと違って、とびきり美味しい理由はご存知ですか?
その理由はケンネ脂です!
関西の肉屋では、揚げ油にケンネ脂を混ぜて揚げているから、コロッケの味が他とは違うんです。
今日私が使ったドライスエットは、残念ながら日本では手に入りません。とりあえず私の知る限りでは店頭でもネットでも見たことがない。ケンネ脂は肉屋に頼めば手に入るけれど、大きな牛脂を手にするのもあんまり気持ち良いものではありません。
そこで、スエットの代わりにバターを代用したレシピを2通り記しておきます。
<材料 ミンスパイ30~40個分>
レーズン...200g(またはレーズン150g+クランベリー50g)
ミックスフルーツ★、細かく刻む...50~60g
りんご、皮を剥き芯を取り除いて細かく刻む...小1/2個
黒糖(または三温糖)...80~85g
アーモンドダイス...大さじ1
レモンの皮...1/2個分
レモン汁...1/2個分
オレンジの皮...1/2個分
オレンジ汁...1/2個分
ミックススパイス★★...小さじ1
ナツメグ...ひとつまみ
無塩バター、1cm程度の角切り...55~60g
ブランディー...大さじ1~2
★ミックスフルーツとは、オレンジピール、レモンピール、グラッセチェリー、ドライパイナップルなどを細かく刻んだもの。昨年私はレモンピールのみを細かく刻んで使いましたが美味しく出来ました。
★★海外ではミックススパイスの名で、予めドライフルーツに合うスパイスばかりを調合したものが売っています。シナモン、コリアンダーシード、クローブ、ナツメグ、ジンジャー、キャラウェイを調合したもの。代替として、シナモン、ナツメグ、クローグパウダーを合わせたものを小さじ1使うと良いでしょう。
<作り方 その1>
1.ブランディー以外の材料をオーブン調理可能な鍋に入れ、軽く掻き混ぜて一晩寝かせる。
2.翌日、1の鍋にホイルで軽くカバーをし、110~120度で予熱を済ませたオーブンで1時間半から2時間加熱する。(オーブンで作るのが面倒なら、弱火の直火にかけ、時々掻き混ぜながら10~15分加熱しても良し。)
3.2をオーブンから取り出し粗熱が取れたら、ブランディーを全体に回して湯沸したジャーに入れ冷蔵庫で保存する。
<作り方 その2>
1.分量のバターを溶かしておく。
2.1とその他の材料全てをボールに入れ混ぜ合せて、湯沸したジャーに取り冷蔵庫で保存する。
いずれの場合も、出来上がってから2~3日置いてから使う方が、ドライフルーツ、スパイス、ブランディーのフレイバーが増して美味しい。来週22日の会に間に合わせて作る私には、今日がぎりぎり最後の日だったのはこの為です。
今からミンスミートを作りクリスマスプディングを作ろうかな...と思われた方。残念ながら時遅しです!
クリスマスプディングはクリスマスの数ヶ月前に蒸し、当日までじっくりと熟成させないといけないので、今年は諦め来年チャレンジして下さい。でも、クリスマスプディングってのはほんま不味いので、作るる手間がもったいないですけど...






