旅行前の冷蔵庫整理もようやく一段落。ぎっしり詰まっていた冷蔵庫の中は段々閑散としつつあります。
しかし、やらないと言ったら何もやらない私だけれど、やり出したら徹底的に最後までやらないと気が済まない性格。昨日は冷凍庫の中の整理までしてしまいました。
しかし、やらないと言ったら何もやらない私だけれど、やり出したら徹底的に最後までやらないと気が済まない性格。昨日は冷凍庫の中の整理までしてしまいました。
冷凍室の引き出しを開けてまず目についたのがソーセージ。それを食べてしまうのに、昨日はこんな献立を晩ご飯に準備したのです。
ソーセージ&マッシュ
ただのソーセージを焼いてマッシュポテトを添えているだけじゃない!と思われるかも知れないけれど、これはただのソーセージじゃないんです!不味い!と世界的に評判なイギリスのソーセージです。
しかし、この不味いはずのイギリスのソーセージが、調理次第で、英国人の旦那と人生の1/3をイギリスで過ごしてしまった私の、バカうま大好物の料理となるのです!
明後日からの旅行中に読もうと思い、アマゾンで本を2冊購入しました。林望著の『イギリスはおいしい1&2』です。
本が届いてペラペラと数ページめくっていたら、在英経験の長い私には、笑わずにはいられない面白いことが満載。薄い本なので、面白からとページをめくっていると、その場で立ち読み完読してしまいます。それくらい面白い!
読みたい気持ちをぐっと抑え、私はその2冊を旅行鞄の中に入れました。
私の読んだ数ページには本のタイトルとは逆に、イギリス料理の不味い味付けのことや、歯ごたえがなくなるところまで茹でた野菜のこと、缶入りのベークトビーンズを常用すること等、イギリスの食の欠点ばかりが列記されていました。
そしてイギリスのソーセージも、不味いものの1つとして挙げられていたのです。肉にパン粉を混ぜて腸詰めしたソーセージは、まるでハンバーグのようだと言って。(笑)
しかしリンボウ先生のおっしゃる通り!私もそうだったし日本から来る人の殆どが、腸に詰まっている生肉のグニュグニュしているソーセージがなんとも気持ち悪く、また焼いてもパリッと感がなので不味いと思うのです。
しかしこのグニュグニュソーセージが、調理の仕方では最高に旨い、イギリス伝統の家庭料理に変身するんです!それが今日私が紹介するこのソーセージ&マッシュです。
焼いたソーセージにたっぷりのマッシュポテトを添え、それに芳ばしいオニオングレービーをかけると、大きなソーセージ(直径2cm程度長さ10cm強)2本と、山盛りのマッシュをペロリと一人で平らげてしまうくらい美味しいのです。
イギリスの食べ物では何が有名なんですか?美味しいものってないんですよね?
よく私はこの質問を日本人からされます。その答えは、イギリスにも美味しいものはいっぱいあります!そしてその美味しいものを食べてみたかったら、食事が美味しいと評判のパブを探して、パブランチ、パブディナーを食べることです。
このソーセージマッシュはそんなパブフードのベスト3に入る料理です。この他にもた~くさん、イギリス伝統の家庭料理がパブに行くと食べられます。それを食べたらきっと、イギリスにも美味しいものがいっぱいあると、考えを改めることでしょう。
ところで、ソーセージにはりんごの入ったアップルマッシュがとてもよく合います。夕べも我家では蒸し焼きしたりんごをじゃがいもに加えてマッシュしました。
冒頭の写真のイギリスのソーセージは、店頭で購入するのはほぼ無理でしょうが、ネットであれば日本に居ながらして購入することが出来ます。ただし送料が加算されると決して安いものではありません。
パリパリの日本風ソーセージで作っても、このお料理は美味しく作れますので、是非お試しあれ!
<材料 2人分>
(アップルマッシュポテト)
じゃがいも...1パック(600g前後)
りんご、皮を剥き芯を取り除き厚めに切る...1/2個
バター...20~25g
牛乳...50~80ml
(オニオングレービー)
バター...25g
たまねぎ、薄くくし形切り...小1/2個
小麦粉...大さじ1強
温かいスープ(鶏ガラを炊き出したもの*)または湯...300~400ml
固形コンソメ...1個
塩黒こしょう...適宜(黒こしょうは多めに!)
味の素...適宜
ブランディー...大さじ1
(その他)
焼いた(または茹でた)ソーセージ、茹でた(またはスチームした)野菜
*鶏ガラを炊き出したスープを使う場合は、炊き出した後一度リードクッキングペーパーでスープをこしておきます。こうするとクリアーで口当たりの良いグレービーに仕上がります。
<作り方>
1.じゃがいもは皮を剥き適当な大きさに切って、流水ででんぷん分をよく洗い流す。鍋に入れたっぷりの水を張って柔らかくなるまで茹でる。茹で上がったらざるに上げしっかり水気を切ってから、再び茹でた鍋に戻しバターを加える。
2.じゃがいもを茹でながら、りんごうを小さめの鍋に入れ大さじ2程度の水(分量外)を加えて、蓋をし弱火で10~15分柔らかくなるまで蒸し煮する。柔らかくなったら火を止め、余分な水分をしっかり切って1のじゃがいもに加える。
3.2のじゃがいもとりんごに牛乳を加えマッシュする。かき混ぜるようにしてクリーミーなマッシュポテトに仕上げる。
4.オニオングレービーを作る。小さめの鍋にバターを熱し玉ねぎを弱火で10分ほど、亜麻色に変色しかけるまでしっかり炒める。
5.4の火を止め小麦粉を加え全体に混ぜ合わせる。再び弱火にかけ、だまにならない様混ぜながら徐々にスープ(又は湯)を加える。
6.5が煮立って来たらコンソメキューブを加え溶かす。塩こしょう、味の素で味を調え、最後にブランディーを加えて2分ほど煮たたせる。
皿にたっぷりのマッシュポテトを盛り、ソーセージと野菜を並べて、オニオングレービーをたっぷりとかけます。
最近はイギリス人でも、マッシュポテトと言えば茹でたじゃがいもをシンプルにマッシュするだけ。でも本来はこのアップルマッシュを含め、バターで炒めたリークを加えたり、ローストしたにんにくを加えたりと、色んな工夫の出来る付け合せなのです。


