豚肉をサイダーで煮込んだフレンチスタイルのお料理です。


ポークノルマンディー

クッキングリッシュの会

大きなデパート地下のお酒売り場ででも、サイダーがありますかと聞くと、必ずと言ってよいほど案内されるのが清涼飲料水のコーナーです。そして店員さんは三ツ矢サイダーを指差します。


でも私の言うサイダーは清涼飲料水ではありません。英国産のリンゴで出来た発泡酒のことです。日本ではフランス産のシードルの方が一般的によく知られているのではないかと思います。


サイダーはビールよりもアルコール度が2~3%強く、リンゴで出来たお酒だけあって、ほのかにリンゴの香りが残る苦みばしった味の発泡酒です。シードルも同様にリンゴで出来た発泡酒ですが、こちらはサイダーより少し甘味があります。


豚肉とリンゴと言えばベストマッチ。そのリンゴで出来たサイダーやシードルもお酒として飲むだけではなく、これで豚肉を煮ると肉が柔らかくなり、またとても美味しいソースに仕上がります。


ポークノルマンディーと言うからには、フランスノルマンディー地方のシードルを使って調理するのが正統なんでしょうが、私は英国産のサイダーで調理しました。


しかし、残念ながらサイダーにしてもシードルにしても、ビールやワインの様にどこの酒屋やスーパーでも簡単に手に入ると言う物ではありません。


そこでここでは、一般のスーパーで簡単に購入出来る、アサヒビール発売のニッカシードル・ドライを使ったレシピをご紹介したいと思います。

クッキングリッシュの会

ドライと言えど、飲み口を良くしているせいかかなり甘口です。でも、使用する砂糖の量を加減すれば、英国産のサイダーやフランス産のシードルを使って作るのと全く変わりなく、美味しいノルマンディーソースに仕上がります。


<材料 2人分>

バター...30g
リンゴ、皮を剥き芯を抜いて6等分輪切り。塩水であく抜き。...小1個
ペコロス(小たまねぎ)...4~6個
にんにく、薄切り...大1かけ
豚ロースステーキ用、分厚いもの...2枚
ニッカシードル・ドライ...1本
白ワインビネガー...小さじ2
フレンチマスタード...小さじ2
コーンフラワー...小さじ1強
生クリーム...大さじ3
こしょう...少々
(砂糖...必要であれば少々)


<作り方>

1.塩水であく抜きしたリンゴの水気を切る。フライパンにバターの半量を熱し、リンゴを片面3分ずつ焼く。一旦皿に取り上げる。

2.1のフライパンに残りのバターを熱し、ペコロスとにんにくを焦がさない様に注意しながら炒める。(約3~4分)一旦皿に取り上げる。

3.2のフライパンで豚肉の両面を焼く。肉に焼き目がついたら2のたまねぎとにんにくをフライパンに戻し、シードル、ワインビネガー、マスタードを加え、煮立ったら火を弱め蓋をして約20分煮る。

4.3のフライパンから豚肉を一旦皿に取り上げ、生クリームで溶いたコーンフラワーを煮汁に加える。粉のだまができないように掻き混ぜながらとろみをつける。こしょう少々を加え、味見して必要であれば少量の砂糖で味を整える。

5.4にとりみがついたら豚肉とリンゴを戻し更に4~5分煮る。


シャロットは、日本ではどこでも簡単に手に入る野菜ではないし、又この時季、既にペコロスがスーパーの店頭から姿を消してしまっているので、私は写真の通り、最もこぶりな新たまねぎを丸ごと2個代用しました。


また、冷蔵庫に残っていたエシャレットも一緒に煮込んでみました。


英国産のサイダーは苦みばしった発泡酒であるため、ビネガーやマスタードを加えると酸っぱみが際立ち、多少砂糖を入れて味を整えています。


シードルはサイダーより甘味のある発泡酒で、ニッカシードル・ドライはその中でも、ドライと言えどかなり甘味が強いお酒です。その為砂糖は、味見をし必要でなければ使う必要はありません。

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