今日はタロ・ジロの日
1959年1月14日、南極に置き去りにされたカラフト犬のタロとジロの兄弟犬が第3次南極地域観測隊によって生存を確認された日とのこと
このタロ・ジロのことは、なんとなく知っていたけれど、なぜ、この地で生き延びることが出来たのか、他の犬はどうしたのかということは、ほとんど知らなかった。
「だれもが、昭和基地で生きていた犬はタロとジロだけだと思っています。ところが本当は違う。もう1頭、生きていたんです。」
帯にそう書かれたその本がこちら
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【その犬の名を誰も知らない】
嘉悦 洋 著
北村 泰一 監修
小学館集英社プロダクション
1968年2月、南極。
日本南極観測隊の昭和基地近くで、1頭のカラフト犬の遺体が発見された。
この情報は、一般に知らされていなかった。
物語はここから始まる。
1957年の第1次南極越冬隊に"犬係"として参加し、帰国1年後の第3次越冬隊でタロ・ジロと再会を果たした唯一の隊員である北村泰一氏の証言をもとに書き下ろされたノンフィクションである。
もう読んでいるうちに涙が溢れてきて
読み進められなくなってしまいました。
犬と人間との絆。犬達のなんと誇り高いことだろう。
極限の地で犬達は何を思ったのだろう。
「南極で活躍した犬はタロとジロだけではない。全ての犬がたちが頑張り、死んでいった。そのことを多くの人にしってもらいたい。」という北村さんの思いが心に響きます。
戦後日本の威信が、ここにもあったのだ。
そして、それらが礎となり現在の南極が、日本が、世界があるということをつくづく実感します。

