こんにちは。ほめ方の伝道師・谷口祥子です。
台風が本州を直撃するコースで進んでいるみたいですね。
「外出するな!」「危険だぞ!」といわれるとかえって出ていきたくなる人も多いようですが、みなさん充分警戒しましょう!
もちろんご存じだと思いますが、これって私たち人間の心理的習性なんです。
台風が近づくとワクワクするからって、「俺って男らしいなぁ」「私ってチャレンジャーなの」と思っている人がいたら、残念ながらそれはおおいなる勘違いですよ~(笑)
たとえば未成年が、タバコを吸いたくなったり、お酒を飲みたくなる要因は“禁止されているから”にほかなりません。
思い返せば私も修学旅行でフェリーに乗る時、悪友たちとコッソリ缶チューハイを持ちこんだものです。
ひょっとすると旅行中体験した一番スリリングなことだったかも知れません。
みんなとさんざん飲んだあと、ゴキゲンで通路を歩いていたら、何と、向こう側から生活指導の先生が!(汗)
・・・・・・目をトロンとさせながら
これまで見せたことのないにこやかな笑顔で「おやすみ」といった先生。
私たちのそばを通り過ぎた彼は、日本酒3合分ぐらいの、Theおじさんなアルコール臭を放っていたのでした。
さて、話を元に戻すと、もし、大人たちが高校生に対して
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「えっ?高校生にもなって、たばこ吸ってないわけ?
やっぱ高2になったら1日1箱は空けないとダメだよね~。
何?1mg?子供みたいなこといってんじゃないよ。
最低6mgでしょ?ほら、吸ってみなよ」などとけしかけたり
「キミすごいじゃないか。ピースなんて吸ってんの?大人だねぇ。」
なんてほめたりしたら、どうなると思いますか?
もうスリルも何もあったもんじゃない。逆にウンザリしたり、バカバカしくなったりして
吸いたくなくなることでしょう。
「禁じられているからこそやりたくなる」という別の例をあげるとしたら
親への反発というのが一番ポピュラーでしょう。
父親が真面目な公務員で、
「音楽で食っていくなんて寝ぼけたこといってないで
ちゃんとマトモな仕事をしなさい」などというタイプだったらどうでしょうか?
「何だと!絶対音楽で成功してやるぞ!」と意地をはりたくなるのではないでしょうか。
意地をはっていると、本当は「オレ、ミュージシャンにはなれそうもないな」と思っているのにもかかわらず初心を貫こうとしてしまうかもしれません。
私たちの感情や想いは、行動に直結しています。
そして普段は、そのモチベーションが誰かへの反発から来るものなのか、本当に自分がやりたくてたまらないからなのか、区別がつかないことがあります。
“禁止されているからやりたくなる”ことに時間や労力を費やすのは非常にもったいないこと。
貴重な時間や労力は、自分の魂が喜ぶような、本当にやりたいこと、自分が使命だと感じることをやるために使いたいものです。
日頃の行動を振り返って“このモチベーションはどこからきているのだろう?”と自分の内面と対話してみましょう。
心の声に耳を澄ましていると、自分を大切にしたいい生き方ができるようになります。

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