そうそうそう!それが大事!と思わずヒザをたたいた本をご紹介します。
「あがり症営業マン」がラクに売るための6つの習慣(渡瀬謙氏・著 同文舘出版)

無口であがり症、小学校の時から「もっと積極的になりましょう」と通信簿に書かれていたという、著者の渡瀬さん。
そんな渡瀬さんが、リクルートに入ってあろうことか営業マンに。元気で明るい社風にはなじめないし、半年間はほぼ売上ゼロ。
そんな彼がある時から急に売れ出したそうです。そのきっかけになったお話が私の心に思いっきりヒットしました!
「自分自身を変えようとがんばることをやめてから、急に売れはじめたのです」
私はこのエピソードを読んで、自分の講師としての転機を思いだしました。
私はプロコーチとして活動をはじめてからほどなくして、セミナー講師としても活動をはじめました。
その頃の私は「コーチやコミュニケーションスキルの講師は、人を包み込むような癒しオーラがなくてはならない」と考え、どちらかというとザックバランで男性的なキャラのくせに「みなさぁん、こんばんは~♪」と柔らかく高い声で話し、癒し系キャラを演じていたのです。
ある時昔の会社の先輩がセミナーに遊びに来て、私にこういいました。
「谷やん、何やねん、あのしゃべり方。気色悪いわ」
私はその先輩の言葉で、ハッと我に返り、自分らしさをそのまま活かして人前に立つようになりました。
その頃から、講師のご依頼が増えてきたのです。
だから「自分自身を変えようとがんばることをやめてから、急に売れはじめたのです」という渡瀬さんのこのフレーズは、強く心に響きました。
また「笑いを取れる人に対してあこがれていた」という渡瀬さんがこんな風に語っているページがあります。
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私はこう考えることにしました。「世の中には、人それぞれに与えられた役割がある。私に与えられているのは、面白い話をすることではない。それは、別の人の役割なのだ」というようにです。
自分には合わないことを望むよりも、自分らしくいることを選んだのです。
学級委員には向かないが、飼育係には向いている。そんな感覚です。
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わかりやすい例ですね~。
本来の自分らしくないキャラを演じても、人にはニセものだということが伝わってしまいます。さらに自己否定していると、自分の持っているパワーや魅力が充分に発揮されずのびのびとした自己表現ができません。
あるがままの自分を認めて受け止めると、肩の力が抜けておだやかな気持ちになります。「自己受容」こそが、豊かな人生を手に入れるための基本であることを、あらためて教えていただいた一冊でした。
もちろん、緊張しやすい営業マンのための、会話術や心得などもふんだんに盛り込まれていて、とても中身の濃い本です。
「人付き合いが苦手なのに営業担当になってしまった」
「あがり症のために、仕事がうまくいかない」という方にはぜひ読んでいただきたい一冊です。
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