母の愛 | ほめ方の伝道師・谷口祥子

ほめ方の伝道師・谷口祥子

20代に対人恐怖症に陥った経験がありましたが35歳でコーチングに出会ったことで、人間関係が激変。<承認すること>が人間関係を豊かにし、仕事や人生を大きく飛躍させると気付いたことから「ほめ方の伝道師」として活動しています。

こんにちは。ホメブロの谷口祥子です。



昨夜は編集者さんや著者仲間と久しぶりに飲んで歌って
楽しいひとときを過ごすことができた。



愛する仲間の存在がとってもありがたく感じる。


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私は、涙が止まらなくなった。



最近うちの相方が、私のために食事をつくってくれている。



「忙しいんだから、いいよ~」と言うのに



出勤前に、お昼ごはんの用意までしておいてくれることもある。
 


本来私がずっとやってきたことなので



忙しい相方が私に代わってご飯の用意をしてくれることに、ものすごーい申し訳なさとともに大きな感謝がある。



だから我が家では最近、「ありがとう」の回数がこれまでの3倍ぐらいに増えているのだ。



男性が母性的な愛情を見せてくれると、そのギャップに思わず感激する。



で、さっき相方が用意してくれていたお昼ご飯を食べて洗い物をしながら、ふと思った。



「お母さんにここまで感謝していただろうか?」



「そもそもご飯を食べた時に、ありがとうとか美味しかったと言っていただろうか」



朝から晩まで家族のために、ご飯をつくってくれていた母。



毎日山のように洗濯をして、片付けてくれていた母。



いつもキレイに家の中を掃除してくれていた母。



そういえば生前「洗濯物をたたんでいると、賽の河原の石積みのように思えてくる」と
母が言っていたことがある。



何か自分の好きな習い事をするわけでもなく、ましてや遊びにいくことなどまるでなかった母。



家族のためにただひたすら同じことを繰り返す日々。



「自分は何のために生きているのだろう?」とむなしく感じてのセリフだったのだろう。



母がよくつくってくれたメニューを思い出して、もっとたくさん「ありがとう」と言ってあげたらよかったと、涙が止まらなくなった。







我々が日々取り組んでいる仕事には、楽しい仕事や脚光を浴びる仕事もある代わりに



こまごまとした手間のかかる作業もある。



組織や仲間どうしで仕事をしていると、誰かがそのこまごまとした作業をやらねばならない。



そんな時に救われるのが「ありがとう」という感謝の言葉である。



私は「ほめる」という言葉の定義を「あなたのことを認めていますよ」ということを伝えるコミュニケーションと定義している。



相手を認めていることを伝えるのに、「すごいね」「素晴らしいね」といったほめ言葉を必ずしも使う必要はない。



「ありがとう」「遅くまでお疲れさまです」「あなたがいてくれてうれしい」



そんな感謝やねぎらいの言葉が、人の心に“ポッ”と暖かい灯をともす。



自分の存在や働きが誰かに喜ばれたり、誰かの役に立っていることを実感できるのは、誰にとってもうれしいことではないだろうか。





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