わたしの年子の妹は小さな頃から食いしん坊でした


幼い頃

両親が隣町のデパートの屋上の小さな遊園地に時折連れて行ってくれました


遊んだ後はデパートのレストランでごはんを食べるのが楽しみでした


あるとき、遊園地で妹がいなくなりました



大変だ!

ユキがいない!



と両親が大慌てになりました


両親は私を連れて妹をあちこち探して見て回ると


妹は、レストランの中で椅子にひとりでちょこんと座り


隣の人がプリンアラモードを食べているのを


じーっと見ていたそうです



何度も何度も笑いながら母が話していました





年子の妹は36歳で

エミリと同じ乳腺腫瘍の肺転移でこの世を去りました


27年前の6月26日のことです


エミリがなくなったのは6月25日


荼毘にふしたのは6月26日


可愛いエミリは妹が


がんばったねー

偉かったねー


そう言って抱っこして天に登ったのだと思います




亡くなる少し前


エミリは立ち上がって部屋の中をニコニコしながら

見回していました


妹や父母たちのお仏壇メンバーズ


もちろんノアとクレールも来ていたんだね






3年前


妹と同じ病気のエミリの里親にどうしてもなりたかったわたし

最後までみてあげたかった


でも、本当はこんな最後ではなく


健康で眠るように老衰で逝かせてあげたかった


その願いは叶いませんでしたが


無理なことはせず

自然にわたしの腕の中で看取れたことは幸いです


今は妹の愛犬になっているのでしょうか


食いしん坊なふたり

きっと


あれ食べようか、エミちゃん❤︎


おいちそうでちゅ、ユキちゃん❤︎


盛り上がってることでしょう



シルエットでもいいから

ふたりで姿を見せてほしいです





食いしん坊の妹とエミリ


愛しい愛しいわたしの大切な家族です


姿は見えなくても




そして

まちゅちゃん、安らかに