ひとりっ子。。
寂しがりのココちゃんは。。。ぜーーったいムリね![]()
リリとエミリはきっと大丈夫
我が家のわんこは三姉妹ですが
わたしは人間の娘はふたりいます。
2歳半違いです。
今から30年以上前のこと。
2人目の赤ちゃんができてすぐ
長女の顔つきが固くなりました。
長女とわたしは、通じ合うものが強く
なんとなく考えることが分かる間柄でしたので
つないだ手のひらから彼女の気持ちが伝わってきました。
(チャーカはひとりがいい)
ひとりっ子でいたいと長女は願っていたのです。
そう感じたその日から
お腹の赤ちゃんに
金子みすずさんの絵本から
ふーちゃんと名前を付けて
ことあるごとにふーちゃんふーちゃんと呼びました。
長女が転びそうになったときには
「あ!ふーちゃんがチャーカのこと心配してるよ!」
オヤツを食べている時には
「ふーちゃんがおいしい?って聞いてるよ!」
長女に声をかけることにしました。
そう言うとほんと?とにっこり微笑んでくれました。
お絵描きしてるときは
「ふーちゃんが上手だねぇってほめてるよ!」
そう言いました。
お腹の赤ちゃんはどんどん大きくなり
里帰りして
実家で賑やかに過ごしてお産の日を迎えました。
安産だったのですが
産まれたふーちゃんは仮死産で
大学病院に入院してしまい、わたしはひとりで入院生活を送り
退院の日を迎えたのです。
退院の日。
部屋のベッドに座って待っていると
長女はわたしの年子の妹に連れられてわたしを迎えに来てくれました。
部屋に入ってわたしを見つけると
困ったような顔でうつむいてしまいました。
ママがいなくて吐くまで泣いたよと聞いていた長女は、叔母である妹の陰に隠れて名前を呼んでもわたしに近づきません。
「ほら、ママに飴ちゃん渡すんでしょう」
そう妹に促されると
長女はもじもじと手に持った棒付きキャンディを高く上げてこちらに歩いてきて
ベッドに座っていたわたしに下を向いたまま差し出しました。
「ありがとう。お留守番偉かったねー」
わたしが言うと
黙って長女はわたしのお腹に顔を埋めて
両手で腰にしがみついたのです。
わたしは涙が出て、黙って長女を抱きしめました。
「いい子だったねー。偉かったねー」
そういいながら肩まで伸びた髪の毛を手で撫でました。
一月ほどして、大学病院からふーちゃんも退院してきて
チャーカはお姉ちゃんになりました。
優しいお姉ちゃんで
大人しいふーちゃんをとても可愛がってくれました。
ひとりっ子希望の長女がやさしいお姉ちゃんになりました。
だけどね。。。
もしかしたら
ふーちゃんは好きだけど
ひとりっ子でママに思いっきり甘えたかったって思ってたんじゃないのかな?
たぶん、。
きっと今でも。
三児の母になった長女ですが
今でもママのひとりっ子希望なのではとにらんでいます。
思いついて家族の話を書きました。
読んでくださってありがとうございます。
ちょいちょい書くかもです。






