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見逃した方のために文章で解説を書いてみるチャレンジスター
その前に、先日のクローズアップ現代を観てくださった皆さまありがとうございましたおねがいオンエア中にご連絡くださる方、おっかけ再生でご連絡くださる方、皆様のコメントがありがたい悲しい

NHKプラス  で数日間観れるようです。


数年前からまことしやかに専門家たちが注意喚起していたり、昨年くらいからニュースになってたりする「エステハイフ」。もちろん、その他にもいろいろとトラブルが報告されている美容施術ですが、文字でも解説してみようと思います。

  エステなど美容機器と医療機械は同じものなのか?問題


まず、お客様にもよく聞かれるこちら。

「医者でやると高いけど、エステなら安いんでしょ?」


ハイフとか脱毛というからには同じ機械を使用しているのですよね??問題。


これに関して、しっかり理解して欲しい。


美容と医療が同じ機械だったらアカンのです。



  角層より下は医師の診察や治療

脱毛機器にしてもハイフにしても、エステや美容サロンで施術できるのは角層まで。

そこより奥に効果をもち、人体に変化を加えるには医師免許などが必要です(按摩はりきゅう師とかね)

「治療」は美容サロンでは行えない施術。


脱毛なら、皮膚の奥にある毛根までしっかり影響する医療脱毛は医師しかできません。

一人一人の肌も毛も持病もアレルギーも体質も違うのに、医師の診察無くして人体に変化を加えることは法律で許されていないですよね。


というか、責任もてないよねショボーン


医療機関にエステ用機器があることは問題ないだろうけれど、エステのような美容効果よりも治療効果を求める方が多いのではないかな?



ダメなはずなのに、なぜか美容サロンに医師が使うかのような機械がある。


なぜ?


  機械を買うことはできる

美容サロンでも(なんなら個人でも)機械が買えてしまうという問題があります。


医療用ハイフという呼び方をしますが、正確には…

医療用機器認定されてないけど、角層より奥に効果があるし治療ができてしまうから医師が使用するべきハイフ

であることを知らずに買ってしまっているサロンがあるよということ。


ハイフという名前がついた機械でも


①角層までの効果のもの(美容サロンでも可)

②医療現場で使うようなもの(角層より奥に効くもの)


見分けがつかない状態で購入できるようになってしまっているのが現状です。

きちんと法令など学んでいて、施術範囲を理解している方は間違いなく買わないだろうけれどもちょっと不満



  大慈弥裕之先生が解説されていたこと


スタジオにいらした大慈谷先生もなんらかの規制が必要だと仰ってましたね。


肌表面だけの効果じゃないから美容行為ではないわけで、火傷などの危害もこれだけ起こっているのに。


でも、脱毛やケミカルピーリングのように「医療」の明確な認定も近いかな?と思っています。だって、医療行為だもん。

そうじゃないと危ないもんねショボーン



【⠀追記    】

読んでほしいから消費者庁の注意喚起をリンクしておくよ。

https://www.caa.go.jp/policies/council/csic/report/report_022/ 





↑↑↑消費者安全調査委員長から厚生労働大臣などへの意見



番組にも、ハイフ等の事故により何年も治療している患者さんが出演されていましたが、事故が起こったり後遺症が残ったり、治療が必要となったり、現場では様々なトラブルがおきています。



  美容サロンも損しかない

この機械が買えてしまうことは、エステ含む美容サロンや整体などの民間資格者にとっては損しかありません。


高いお金出して機械を入れるのに、

お客様を傷つけてしまうばかりか、

事故の責任……刑事事件になる可能性だって秘めているわけです。


お客様のためを思う美容サロンがほとんどなのに、知らなかったというそれだけで罪になる。


「角層より奥の部分に影響をもたらせてはいけない」

このことはみんながわかってるはずなのだけど


売ってるということは使っていいんだよね?


みたいな曖昧な状態で機械を買ってしまう。


「売ってる方が悪いじゃん!」

「買えたから仕入れただけ!」

「メーカーは使っていいって言ってた!」


この言い訳が通じればいいんだけどね……

この言い訳は通じないのですショボーン


事業主ですから。


  この問題は昔からある


でも、この問題は20年くらい前からあります。


歯のホワイトニング等のやり過ぎは知覚過敏になる恐れがあるし、歯の色調というのは白すぎると白に見えなくなるのです。


だから、歯科医師は、口腔内の状態と共にホワイトニングするし「ホワイトニングでは無理だな」という着色は別な方法で治療します。


お客様が自分で行うセルフホワイトニングなら医療行為じゃないから


なんて、昔から美容サロン用にホワイトニングの機械が販売されていますが、一度、知覚過敏になるとなかなか治らない。変わってしまった歯の色も戻せない。セルフでできるホワイトニングが化粧品や医薬部外品になっていて、極端なホワイトニング効果をもたらさないのは理由があるのです…ショボーン


セルフだからって医療と同じ効果があったら、困るのはお客様なのです。


私は口腔外科にいたからわかるけれど、普通は知らないし「ネイルサロンでも使えるホワイトニングの機械です」なんて言われたら信じちゃうよね……


確かに使えるけどさ。

何かあったら害を被るのはお客様なの……悲しい



  お客様とお店を守るなら

民間美容業が資格がなくても開業できるのは、美容業は人体へ危害を起こさないことが前提の職業だからです。


医師や按摩はりきゅう師、美容師の方が何年も学んで国家試験を受けるのは、人体へなんらかの影響を及ぼす可能性がある職業だからです。



「私、急いでるんですよ!」

てお願いしても、タクシーの運転手さんは150kmで走ったりしないじゃない?お客様の安全第一に法令遵守であることがプロの証でもあります。



私はこれをやってもいいのか?


がわからないものには手を出さない。

お客様とお店を守るためにも、この問題はしっかり意識して欲しい。




だけどさ……わからない んだよね。

これも由々しき問題で、医師法や医療法、美容師法、医薬品医療機器等法etc...をしっかり学ぶ専門学校はなかなか少ない。


職能範囲を学ぶ機会が少ないまま

何も知らずに開業してる。

私もそうだったから、よく分かる。



自由に開業できるのが利点である美容業。

開業が自由でも、背負う責任が多いことは開業してから知るわけで、そのことを知るのにとても時間がかかったからこそANSEMができたわけで……

「わからない」気持ちもよくわかる。


自由は責任が伴う。

これを日々、実感している私です。


事業主はお客様やスタッフへの責任がある。

だからこそ、学び続けるしかないのだなと思います。



「法律とか知っちゃうと守らなきゃいけないからやだ」


とか言ってる人がいるとときどき聞くのだけれど、

残念ながら、法律は知らなくても守らなきゃいけないのよね。法律なので昇天


知らなかったぁラブ

次から気をつけます飛び出すハート


と言えば許されるものでは無いというのが法律。

医薬品医療機器等法違反もいろんな種類がありまして。




一般の方でもね、こうなるよ。
化粧品開発者の皆さまはいろいろお詳しいですね悲しい


事業主の責任ってホントに大変で。
できることなら、どこかの会社さんの従業員になりたいと日々願っている私です。笑