今朝早く、実家のワンコであるキョンちゃんが天国に旅立ちました。
推定17歳。大往生であることは間違いないです。
キョンについてはここで書いたことないとおもうので、最初で最後の日記。
キョンが実家にきたのは、母親に拾われてきたからです。
先に飼われていた大型雑種犬ラル(すでに5年ほど前に他界)とともに兄弟のように育ちました。
ラルが凶暴でやや傲慢。気が弱く、ワンワンすぐ吠えるのに対して
キョンは性格穏やかで、決して吠えず(吠えを聞いたことすらありません)、番犬として役立っていたかは不明ですが我が家では愛されキャラでした。
ラル→母
キョン→父
実家の父母と性格が似てます。
ラルが天国に旅立ったのは私たちがまだカナダにいたころです。
帰国したときは一人ぼっちになってしまったキョンですが、さぞかし寂しいだろうと思いきや、これまた父の良きパートナーとなってくれて、足の悪い父の朝夕の散歩にいつも同行してくれました。
父の脚は日に日に、年々歩行が困難になり、歩行器を使いながらも散歩を続けてくれました。
ある日は、父の足がよろけて転んだときはキョンが下敷きになり、結果として身を挺して父を守ってくれました。
その後父は入退院を繰り返し、その間散歩は母、もしくは妹の仕事になったのですが、
病院を訪れるといつも父はキョンを気にしていました。
父もキョンのことを自分の良き相棒だと常に口にしてましたから、会えない日々は寂しかったでしょう。
これは2012年の7月に撮った写真で、夏休み中のルナっつがお散歩に連れて行ったときの写真です。
いつも父の歩調速度に合わせてゆっくりゆっくり歩いていたのに、
この日はすたすた歩くルナっつにうれしかったのか、ぴょんぴょん飛び跳ねて歩いてました。
「嬉しくて飛び跳ねる」と書きましたが、実は父を助けてくれたときに腰と脚を痛めたらしく、びっこを引いてるというのが正しかったようです。
今年に入り、父は長く病院に入院後、キョンも徐々に弱りだし、寝たきりになってきました。
食欲もなく、尿の排泄も悪く、パートナーの父の姿も見ることさえできずに。
今は特別養護老人ホームで過ごしている父ですが、月に1度は外泊で戻ってきます。
そのたびキョンに声をかけると、一応父だとわかってるのか顔を向けてじっと父を見てました。
そんな父は「キョンと目が合った!」と喜んでいたのが、今も思い出されます。
幸い、獣医である妹と母の手厚い看護のおかげで猛暑の夏もなんとか切り抜けてきましたが、
本日朝早く、苦しむことなく静かに逝きました、と妹からメールが来ました。
「長いこと歩くことができなかったけど、きっと天国へ行ったら、ラルと一緒に走り回ってるんだろうね。」
の文面で、一気に涙があふれてきてしまいました。
キョン、父の良き相棒でいてくれてありがとう。
父の不在中、母の慰めになってくれてありがとう。
ルナの不慣れな散歩にお付き合いありがとう。
どんな時も自己主張せず、いつもそっと、その円らで真っ黒な目で、静かに我が家を見守ってくれてありがとう。
みんなから愛されてたね。
天国でラルによろしく!