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JK娘に子育てのダメ出しされた日


高校生の娘と何気なく話していた

時のこと。

 

突然、昔の話を持ち出された真顔

 

「小学校に初めて行く日、不安だから

ママについて来てって言ったのに、

“友達と待ち合わせしてるんだから二人

で行ってきなさい”って言ったよね。

あれ、すごく悲しかった」

 

え。

そんなこと言ったっけ?

 

まったく覚えていない滝汗

 

「あとさ、高学年になったら急に

“一人で寝て”って言われて、無理やり

一人で寝かされたのも悲しかった」

 

追い打ちネガティブ

 

娘は昔から、どうでもいいことの

記憶力が異常にいい。

 

「あの日、ママ、この服着てた」

とか、

「その時、こう言った」

とか。

 

こちらが完全に消去した記憶を、娘の

脳内には保存してあるみたい。

 

こわいえーん

 

 

でも、高校生になったことだし、

こちらも正直に話すことにした。

 

娘が小学校に入った頃、ワンオペ育児

だったことから体を壊し、心療内科に

通っていた。

 

心にも体にもまったく余裕がなかった。

 

下の子もまだ小さく、とにかく毎日を

回すだけで精一杯。

 

「学校まで一緒に来て」

と言われても、できない日があった。

 

一人で寝てもらうようにしたのにも

理由があった。

 

産後、HSP気質が強くなり

子どもの咳ひとつで目が覚め、こどもと

一緒に寝られなくなってしまったのだ。

 

今だって豪雨の日は耳栓必須。

 

夏は朝4時台から明るくなるので

アイマスク。

 

だから当時は、夫に子どもたちと

寝てもらうことにした。

 

でも、そんな事情を当時の娘が知る

わけがない。

 

娘からしたら、

「ママが来てくれなかった」

「ママに一人で寝ろと言われた」

 

それだけ。

 

そして我が家には、もう一人、過去を

告発してくる人間がいる。

 

息子だ。

 

以前、

「なんで僕だけ幼稚園と保育園、両方

行ってたの?みんなにおかしいって

言われたんだけど!」

と怒られたことがある。

 

すみません。

こちらにも当時いろいろ事情が

ありまして。

 

息子とは一緒に過ごせる時間が

娘より短かった。

 

だからこそ、一緒にいられる時は

たくさん触れよう、遊ぼうと思い、

疲れていても遊んだし

たくさんスキンシップをとって

きた。

 

自分なりにかなり頑張っていた

のよ。

 

でも子育てって不思議なもんで

親が、

「これだけやった!」

と思っていることより、

「なんであの時来てくれなかったの?」

のほうを子どもは覚えている。

 

これ、私もそう笑い泣き

 

親にやられた嫌なことが記憶から

消えないのよね。

 

 

そこで娘に話した。

 

完璧な母親ではなかったし

悲しい思いをさせたこともあったけど

 

あの頃の私なりに、精一杯あなたたち

を育てていたこと。

 

すると娘が、少し涙目になって言った。

「それは、わかってる」

 

おお。

そこはわかってくれているのか。

 

子どもの願いを全部叶えられる親

完璧な親なんていない。

 

ずっと、

「実母みたいな母親にはなりたくない」

と思って子育てしてきた。

 

でも現実は、

子どもから暴言を吐かれ

批判もされる。

 

時には「毒親」扱いまでされる。

 

親って、割に合わない。

 

でも、自分が親になってみて初めて、

実母も実母なりに、あの時代を必死

で生きていたのかもしれないな、

と思えるようになった。

 

もちろん、だからといって傷ついた

ことが消えるわけではない。

 

ただ、

「親にも事情があった」

という視点は持てるようになった。

 

とはいえ、子どもたちよ。

こちらにも言わせていただきたい。

 

提出物も塾も忘れる。

朝起きた瞬間ゲーム。

嘘つきでコスメとゲームには財布の

ヒモが存在しない。

 

そして口を開けば、

「うざ」

「無理」

「知らない」

 

あなたたちも、
なかなかの仕上がりですよ?

 

 

「親も子も一緒よね。完璧じゃないんだから」

 

すると娘、

無言で自分の部屋へ。

 

返す言葉もないってか。

 

 

でも、親子って、こういう

“どうでもいい雑談”が

すごく大事だな。

 

「ママに言いたいことある?」

なんて真正面から聞いたって、

「別に」で終わる。

 

中高校生なんて特にそう。

 

突然、

「そういえばさ…」

と、10年前の恨み?本音?が出て

くるけど、それを溜めずに話せる

って大事だわ。

 

 

それは家庭だけじゃなくて、

仕事でも同じかもしれない。

 

効率化されて、

連絡事項だけ伝えて、

必要なことだけ話して終わる。

 

そんな時代だからこそ、

「そういえばさ」

から始まる話の中に、

その人の本音が隠れているかも。

 

昔の私に言いたいことがあるなら、

まあ、聞こうじゃないか。

 

ただしこちらにも、

言いたいことは山ほどある。

 

親も子も、お互いさま。

 

それくらいが、

ちょうどいいのかもね。

 

⭐今日の一枚⭐

 
 

 

 

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