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子どもの成長は、親に都合よく現れるとは限らない
娘が留学から帰国して、明らかに変わったことがある。
今回の留学は、娘の強い希望で
行ったもの。
こちらとしては決して安く
ないお金を払っているわけで
「しっかり学んできてくれよ!」
「思いっきり楽しんできてくれ!」
という気持ちで送り出した。
で、実際どうだったのか。
10日間という短い期間だった
けれど、確かに成長して帰って
きた。

それを一番実感するのが…
親子ゲンカのとき。
言い合いになると、
娘が韓国語で言い返して
くるようになった![]()
そこに使うんかい!!
しかも、こちらへの文句
らしきものを韓国語でブツブツ
言っている。
当然、何を言っているのか
わからない。
「日本語で話してよ!
話が通じないでしょ!!」
と、さらに私がブチギレる。
すると娘が、フッと笑って、
また韓国語で何か言っている。
なんなの、その余裕。
そのふてぶてしい態度![]()
何より、
言い返したいのに
何を言われているのか
わからない私が一番悔しい![]()
「ちょっと待って!
今の翻訳するから!」
とスマホを取り出すわけ
にもいかない。
親子ゲンカに翻訳アプリを
挟んだら、わけわかんなくなる。
ところが、
腹を立てながらも
私の中にはまったく別の
感情も湧いてくる。
「10日間の留学で、こんなに
韓国語が口から出てくる
ようになったんだ」
すごいじゃん![]()
ちゃんと学んできたんじゃん。
いやいや、感心してる
場合じゃない。
やっぱり腹が立つ![]()
なんだ?
この複雑な感情は!!
でも、子どもの成長って、
こういうものなのかも。
親はつい、
「語学力が伸びたし、視野が
広がった」みたいな
わかりやすくて
美しい「成長」を期待して
しまう。
でも実際には、成長した力
が親にとって都合のいい
方向に使われるとは限らない![]()
語学だって、教科書の例文を
言えることより、腹が立った
瞬間に思わずその言葉が
出てくるほうが
ある意味では身について
いる証拠なのかもしれない。
だとしたら娘は確かに、
韓国語を「勉強してきた」
のではなく、「自分の言葉」に
しているのだろう。
そこは認めよう。
認めるけどさ。
お願いだから、その成長を
母への文句で披露するのは
やめてくれ![]()
言いたいことがあるなら
韓国語に逃げずに、
日本語ではっきり言ってくれ!
と、思いつつ、
次の親子ゲンカまでに、
私も韓国語の悪口だけ
覚えておこうかと思っている…![]()
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