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「普通にならなきゃ」を手放せた日


昨日、荻窪にある

大好きな本屋で開催されて

いた坂口恭平さんの原画展へ

行ってきました。

 

Title 本屋

 
坂口恭平さんは躁鬱でありながら
さまざまなアーティスト活動を
されている方で、私から見たら
天才です✨

表現活動をすることで
精神バランスを取っているというか
それをしないと生きていけない
という。

今回の原画展で印象に残ったのは

田舎の風景を描いた画集。

 

どこか懐かしくて、見ているだけで

ホッとして心がゆるんでいきました。

 坂口恭平 画集

 

小さな水彩画のカードも、

一枚一枚が繊細でかわいらしくて、

しばらくその場から動けず

見入っていましたよ。

 

 

 

そして、絵と同じくらい心を

つかまれたのが、一冊の本。

 

『躁鬱大学』です。

 

躁鬱大学

 
 
 

坂口さんは、ご自身の躁鬱に

ついて

「病気ではなく資質でもある」

と書かれています。

 

もちろん、症状がつらいときは

治療や支援が必要です。

 

実際、私もパニック障害から

うつ病を発症し、その後、

躁鬱と診断された時期が

ありました。

 

何もしていないのに、見えない

手に足をぐっと引っ張られる

ような絶望感と恐怖感。

 

理由もなく押し寄せる不安。

 

ハイになりすぎて眠れず、

ずっと動き回って疲れ切って

ドーンと落ちる。

 

 

あの苦しさは「気の持ちよう」

ではなく、治療が必要な状態

でした。

 

でも、病気が落ち着いた今でも

性質そのものは変わって

いないなと気づいたのです。

 

しかもHSPで愛着不安・回避型

でもある滝汗

 

 

人の気持ちや場の空気を敏感に

感じ取ってしまうのは当たり前。

 

大勢の集まりでは、無意識に

場を盛り上げようと頑張り

すぎる(無意識に勝手にそうなる)

 

「本当は飲み会が苦手で」

と言うと、冷めた目で

「は? 嘘でしょ」と驚かれる

というか引かれる。

 

確かに、その場では笑って

話しています。

 

でも、それは楽しんでいるという

より、気づけば頑張って

しまっている状態なんですよ

ね。。。

 

本当は3人くらいがちょうどいい。

3人でもギリギリ

 

それ以上になると、帰宅した

瞬間に電池が切れたようになり、

翌日は寝込んでしまうこともふとん1

 

 

 

昔は、そんな自分を人と比べて

「弱い」

「もっと体力つけきゃ」

と、責めていたし、母からも

そう言われ続けていた。

 

 

でも、『躁鬱大学』を読んで

気持ちが楽になりました。

 

 

ここの本屋の一階にカフェがあり、購入したらお茶しながら読めるのが最高!今回はフレンチトーストにしました。

 

 

「普通になろう」と頑張るより

「資質だから、どんな自分も

それでいい」

と認めた方が、ずっと生きやすい。

 

 

無理に人に合わせるのではなく、

疲れる前提で予定を組んだり

 

行きたくない集まりは断ったり

 

一人で過ごす時間を

充電時間として大切にしたり

 

だいぶ自分の扱い方が

わかるようになってきました。

 

 

本の中では、有名な

心療内科医・神田橋先生の

言葉もたくさん紹介されていて

 

読んでいるうちに肩の力が

抜けていきました。

 

「私だけじゃない」

 

「ちゃんとしようと

しすぎると悪化する」

 

「むしろ、ちゃんしない

こと」

 

そんなメッセージを受け取った

ような気がします。

 

これから働く上で

「頭に入れておきなさいよ」

と言われたかのよう。

 

 

 

 

つい「みんなと同じ」

を目指してしまいがちですが

 

本当に必要なのは、

自分を誰かに

合わせることではなく

 

自分という取扱説明書を

知っていくこと。

 

 

最近

「なんだか人より疲れやすい」

「頑張っているのに苦しい」

 

と感じていたら

一度立ち止まって考えてみる。

 

流さず、原因が見えると

対処ができる。

 

それは直すべき欠点ではなくて

生まれ持った性質かも。

 

それは個性です。


そんなことを、坂口恭平さんの

絵と本が教えてくれた一日

でした。

 

 

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