【鯛焼屋は駅ナカか駅ソトか、そして日野は本当に意外と遊べるのか問題】

日野は今どうなっているのか。
興味のある人にはとても興味があり、
そうでない人には全く興味のない問題である。
しかし、中央線は立川から急カーブで南に折れ、
多摩川敷きの野球少年や白鷺を眼下に見ての次の駅。
なかなか味のある街なのである。
まず、日野駅は駅舎に萌える。
中央線では国立駅の三角屋根が有名で、
それを失った時は、私もとても悲しい思いをした。
しかし、日野の駅舎もなかなかそそる。
あの屋根に萌える。
あの柱に萌える。
万が一、万が一だが日の駅が国立の三角屋根と同じ運命になったら、
私は「中央線ハッピースポット」から「西武国分寺線ハッピースポット」に
鞍替えするかもしれないのである。
そこんとこヨロシク、JRさん。
さて、日野駅である。
例えば、急な雨の日に少し寂しげな女性が困っていたとしよう。
「よろしかったら僕の傘に入りませんか」
というシチュエーションが最も似合う駅である。
うーん、我ながらこれは言い過ぎだ。無理がある。
そもそも傘の自動販売機があるから、成立しない。

では、これでどうだ!
やはり寂しげな女性が日野駅で寒そうにしている時、
「よろしかったら銀のあんで鯛焼きをご一緒しませんか」という攻め方はどうだ。
なんせ改札出たらそのまんま鯛焼き屋なのである。
これがまた、駅ナカでも駅ソトでもない微妙な位置にあるのが良い。

まさに中央線ハッピースポットである!

さてさてもう一つすごいの見つけた。
今、私の手元に謎のフリーペーパーがある。このタイトルが心憎くて萌える。
『意外と遊べる日野マガジン』である。
「意外と遊べる日野」という、謙虚というか己をよく知っているというか、
自信と謙遜、孤高と孤独、希望と不安、未来と黄昏。
これらが混ぜこぜになった『意外と遊べる日野』
なんというセンス!
まさに日野をズバリと正確に言い表しているのである。

しかし、問題は果して本当に日野は意外と遊べるのか、
それは事実なのか、
フィクションではないのかと誰もが疑うことだろう。
例えば、なんか気だるげな女性がいたとしよう
(今回はやたらに女性が登場する)。
女「なんだか退屈だわ」
男「それなら僕と遊ばないかい」
女「貴方に私を楽しませることができるのかしら」
男「試してみるかい」
女「いいわ。何処で遊ぶのかしら」
男「・・・」
女「・・・」
男「日野」
こんなシチュエーションが果たして成立するのかは分からない。
恐らく成立しないだろう。
しかし、しかしだ。気だるげな女なんてお呼びでない(お前が呼んだんだろ)。
そもそも「遊べる」の意味が違う。
湧水と用水路である。
八坂神社と日野塾本陣である。
仲田の森公園と缶ビールである。
燃えよ剣と甲州街道である。
幸福は尻尾まで餡子のの詰まった鯛焼きである。
そして、駅から3分『キョテン107』である(検索してね)。
そう、「日野は意外と遊べる」は正解なのである。
書いているひと
千野龍也
《立川生まれの立川育ち。育ちっていうか、ただのおっさん。
引越し先は→国立→調布→国分寺→立川という生粋の多摩人。
っていうかただの視野の狭い人》
≪バックナンバー≫
【中央線半径1キロゴトゴト日記】 千野龍也
第3回【西八王子】中央線半径1キロゴトゴト日記3 西八王子を謎のままにしていて後悔しないか問題
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第2回「高尾山に登るにはどこの駅からスタートするのが美しいのか問題」
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第1回「さて何を書くか問題」
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