
皆さん、いかがお過ごしですか。
今回は、顔面神経麻痺の治療で入院しとった頃のことについて書きます。
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初めて顔面神経麻痺を患うたんは、40歳の晩秋が来るか来んかぐらいの頃でした。
自分自身でも気づかへんうちに、徐々に、顔の調子が変な感じになっていってしもて・・・。
うがいしようとしても、左側の口角から、水はダラダラ漏れるわ。
飲み物は飲み込みにくいわ、食べ物は噛みにくいわ。
お祈りせんなんさかい目を瞑らんとって思っても・・・、左目は瞑れんわ。
さらには、唇がたるんで変なように歪んどるわで、ほんまに気分が悪かったんですわ。
ストレスなんか、身体の中で何かが悪さしとんのか。
何が原因か判らんで、なんでやねん・なんでやねん思いながらの毎日。
こんな恥ずかしい顔で人と会われへんわ思て、精神的にも、かなり参ってました。
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ただ、発病当時の職場の上司は、私に対して理解を示して下さる方やったさかい、
しばらく休んでも良いよって言って下さって、それに対しては、実に有難かったんやけど。
逆に、礼拝に行くことは、避けようとしとったんですよね。
こんな恥ずかしい顔で教会に行って、周りから何を言われるか分かったもんやないわって思って。
そんなふうに本気で思とったさかい・・・
顔にはマスクして、気持ちも暗い顔で、ほんまに辛かったんですよ。![]()
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自分自身の気持ちもグチャグチャになっとって、苦しい気持ちで、どうしようもなかったんやんね。
それに、この頃の私は・・・牧師先生との信頼関係も、今ほどは出来てへんかったんです。
とりあえず、教会の玄関までは頑張って行かなアカンって思って、行こうとしたんやけど、
でも、私の醜い顔を見られて、みんなに変な目で見られたらって思うと、それも嫌やったんです。
そん時に、牧師先生が言われたんですよ。
『恥ずかしくないんだから。ちゃんと礼拝に出なさい。なぜ家に帰ろうとするんですか』って。
そういう事をズバッと言われたもんやから、当時は、マジでカチンと来てしもて。
『先生に・・・私の苦しい気持ちなんか分からへんわっ!』って、泣きながら家に帰ったんです。
どうせ、みんな祈ってるよなんて口だけで、そんな気持ちで礼拝なんか出られるかって思ってて。
分かったような口を叩かんといてよ、顔面神経麻痺になった事もないくせにって。
患った当時は、そうやって本気で思とったんですわ。
ほんまに・・・千寿の罰あたりが・・・。
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そこで、暫くして、地元で紹介してもうた天橋立の近くの病院に行くことになって。
地元の病院でも診てもうたけど、そこでも同じように、顔の動きとかをチェックしてもらった。
先生とのやり取りは、こんな感じでね。
「はい。軽う目ぇ瞑ってみて下さい^^」(瞑ろうとすると何とか瞑れるか瞑れんか微妙^^;)
「ほんな。今度はギュッと^^」(右目は瞑れるけど左目はギュッと瞑れん)
「いー・して」(口が歪む)「うー・して」(口が歪む)
「目ぇパチパチしてみて^^」(出来とるか出来てへんか・・・微妙^^;)
「そうかぁ~。地元の先生からも話は聞いとるけど。そんな感じなんやなぁ・・・」
「はい~。そうなんです。あかんのんですわぁ^^;」
とにかく目が鬱陶しい。
痛みとかはないんやけど、何で私って、こんなんなんねんって。
最初の頃から暫くは、こんなふうに、落ち着いて文が書けるような心理状態やなかったんですわ。
イライラしたらアカン、落ち着いて平静で居らなアカンって解ってても、
「ほんまの苦痛なんか本人にしか解らへんってえや」って、そんなふうに思ってしもてました。
「何で、こんな苦しめられなアカンのや。何か悪い事でもした罰やっちゅうんかいなっ!」
焦りとイライラが募って、その事で、家族に叱られた事もありました。
『アンタっ!!大概にしときなっ!!』って・・・
でも、入院することが決まって、ちょっと気持ちが落ち着いてきた時には、
もう『しゃあないわい。もう成るようにしか成らへんねんから』いうような心理状態に・・・。
その病院で、顔面神経減荷術(がんめんしんけいげんかじゅつ)いう手術をする事になって。
住んどる地元では、それまでに、鍼治療も試したんですよ。
でも、最初に地元の先生は『そんなんしても時間の無駄や。治療費が勿体ないやろ』言われて。
しかも『僕は正直・・・手術は、ようせん。』って(インターンらしい若い先生やったでね)。
そんなんやったら良い先生知っとるさかい紹介するわって言われて。
それで私、怒りこそせんけど『何で、もっと早う教えてくれんかってんっ!』って思ってねぇ。
それで、手術を受ける為に、まずは、様々な検査を受けましたなぁ。
きこえのチェック・心電図測定・CT検査・レントゲン撮影・採血・肺呼吸検査・・・。
いろいろチェックを受けました。
どこの部屋でも、自分が何をされるか思ったら不安やったんも、正直な気持ちやってんけど。
でも、お医者さんやら看護師さんの対応は丁寧で、常に親切やった・・・。
常に、「大丈夫やで。安心して」とか、「次は○○やさかい。一緒に行きましょ」って。
それまでにも、耳鼻科で待ち合わせしとる時に、私の隣りに座ってはったオバちゃんが、
「私はなぁ・・・こうこう・かくかく・しかしかでなぁ。
でも、ここの先生らぁは、みんな優しいで大丈夫やで。」って。
ほって、こっちから私が質問せなんでも、何やかや、いろいろ教えてくれはるんです。(笑)
病院から帰った後は、入院に必要な道具とかを揃える為に、市内へ買い物に。
パジャマから下着から、生理用品から・・・、他にも、何やかや。
どんだけ買うねん言うぐらい、マイカーん中は、入院に必要な荷物で一杯になってしまいました。
で、家に戻ってから、入院に必要な物と聖書を、デカいカバンに詰め込んで。
翌々日の手術に備えて祈って、最終的なチェック。
過去に胸膜炎で入院した事はあったけど、手術するなんて初めての経験やし、
確かに、不安ないんか言うたら嘘。
でも、もうどうにでもなれやと覚悟を決めて祈りました。
「神様。手術してくれはるH先生。もう全部お任せします。どうにでもして下さい」って。
麻酔科の先生には、とりあえず全身麻酔やさかい、痛みやら恐怖を感じる事は無いよって言われた。
それで想像した。
麻酔で4~5時間ほど寝とる間に、かつ、私の知らん間ぁに、もう手術すんだでぇ~って・・・。
そんな感じで手術が終わってしまう感じなんやろなぁと、勝手に想像しとったんですよ。
でも、先生から、手術が終わった後、もしかしたら左耳が聞こえ難うなってしまうかもしれんで。
・・・とは、ガシッと言われたんやんね。
でも、今さらビビったって始まらへんって腹をくくって、手術に臨みました。
この続きは、また翌日に改めて。