先日、熊胆の記事がバズっていたようです。
中国やベトナムでは、熊胆のために、熊たちはお腹に穴を開けられ、1日何度か胆汁を抜かれます。
熊は激痛を味わいながら、狭い狭い檻の中で一生を過ごします。
あまりの激痛に耐えかね、自殺する熊がいます。
そのため、自殺できないよう熊には鉄のコルセットがつけられています。
中国では、とある日、従業員が子熊のお腹に穴を開けようとした際、
その子供の母親の熊が、閉じ込められていた檻から脱走。
その母熊の取った行動は、人間を殺すことでもなく、子熊を連れ去ることでもありませんでした。
母熊は、自分の子供をその場で殺したのです。
あまりの苦痛の日々に、子供に同じ思いを味わってほしくないと思った母熊は、
子供を殺し、母熊自身もその後自殺しました。
残虐な熊胆の生産は、今もなお行われています。
熊胆は買わないようにしましょう。
熊胆の記事は過去何度かバズっています。
シェアは大変ありがたいです。
その上で毎回気になっていることは、バズりやすい記事とそうでない記事があるというこですね。
熊胆の話でいえば、特に自らが子を持つ母親の人は、その気持ちが痛いほどに伝わってくるため、共感しやすいのが1つの要因でしょう。
しかし、今回テーマとしたいのはもう1つの要因の方です。
簡単に言いますと、皆さん自分自身が関わっていないし、関わっていたとしてもやめやすいからでしょう。
二日酔いの薬なんて他にもありますし、代替がいくらでもききます。
独身の男とかならまだしも、子を持つ母親が、度々酒飲んで二日酔いになる人なんてそうそういません。
あってもたまに、でしょう。
自分が関わっていないと、感情移入もしやすいし、問題提起もしやすいですね。
「動物も母親が子供を思う気持ちは人間と全く同じである。」
少なくとも熊胆の記事を読めばこれは皆さん理解できたでしょうし、読まなくても最初から分かっていたという人も多いでしょう。
ところが、自分が関わっている問題ではどうでしょう?
母親が悲しい思いをしている問題の定番といえば、酪農があります。
酪農では、生まれた子牛は母牛からすぐに引き離されます。

母牛の母乳を飲むことを覚えると、哺乳瓶でミルクを飲まなくなります。
酪農家は、母牛の新鮮な母乳を人間の牛乳として売り飛ばすわけですから、子牛が母乳を飲むのを防ぐ必要があります。
なので、酪農家たちはすぐに親子を引き離し、


子牛をカーフハッチという小屋に隔離し、

初乳をバケツや、哺乳瓶などで与えます。

牛は子供を奪われても平気な生き物だと思いますか?
上の動画では、人間に目の前で子供を連れ去られる母牛の様子が映っています。

母牛は、それを見てあとを追いかけます。

子牛が載せられた車のまわりをウロウロします。

明らかに子供を奪われて動揺しているのが分かるでしょう。
走り去る車。

母牛は、走り去る車を最後まで追いかけました。

母牛たちは、酪農家の手によって子供を毎年毎年奪われ、この悲しみを味わい続けることになります。
この動画の母牛も、子牛を奪われました。
子供が奪われた方向に向かって、悲痛な鳴き声を上げ続けています。
母牛の悲しみが伝わってきます。
これは、2020年4月の朝日新聞の投書欄。

元酪農家の娘が小学生時代に体験した出来事です。
子牛を奪われた母牛は、夜通し鳴き続け、声がかすれて出なくなっても鳴き続けた。
眼の下には、涙の筋が何本もあった。
以下の動画の牛「クララベル」は、サンクチュアリで保護された、元乳牛です。
母乳の出が悪くなったため、酪農家にとって用済みとなり、と殺場に送られるところでした。

クララベルは保護された時、妊娠していました。
とある日、いつもならご飯の時間に1番にかけつけるクララベルがきません。

従業員はクララベルを見つけると、いつもと様子が違うことに気が付きます。

従業員があたりを探してみると、草陰に隠された赤ちゃん牛を発見します。

クララベルは出産した子供を、人間に見られないように茂みに隠していたのです。

ずっと生まれた子供を、酪農家に連れ去られていたからです。

茂みに隠すことで、我が子を取り上げられることを阻止しようと知恵を使ったのです。
「動物も母親が子供を思う気持ちは人間と全く同じである。」
今の話を聞けば、これは皆さん理解できたでしょう。
他にも日本の酪農では、拘束飼育(放牧のイメージの嘘)、麻酔なしでの除角、人工授精など、様々な虐待行為が当たり前のように行われています。
乳牛は殺されないなどと思っている日本人が多いですが、乳牛は「若いうちに殺されます」。
↑詳しくは、こちらの記事に書いています。
苦痛を味わったり、何の楽しみもないまま、人間に利用されて生涯を終えるのは、熊胆の熊たちと全く同じです。
それでは熊胆の記事と同じように、この話をシェアしてください!
となると、皆さん手が止まるんですよね。
残念ながら、乳牛関係の記事がバズったことは過去一度もありません。
なぜなら皆さん、自分が関わっている側だからであり、これからも乳製品を食べたいからでしょう。
だから食べ物となっている動物の話になると、感謝していただくという言葉でごまかし、見て見ぬふりをするわけですね。
ちなみに、「栄養のため」という言い訳は通用しません。
上の記事でも触れていますが、牛乳はむしろ体に悪いといったことや、日本人の体に合わないという研究結果が多数出ています。
また、カルシウムは多いものの、マグネシウムが多いせいでカルシウムの吸収が阻害されるとも言われており、優れたカルシウム食品とはいえないんですよ。牛乳で背が伸びるも嘘です。
牛乳や乳性品を摂取する理由は1つ。
美味しいという「欲望のため」です。
それ以外にはありません。
消費者は美味しい乳製品を食べたいという欲望があり、生産者はその消費者心理につけこんで金欲しさのために残虐行為にはしるわけですが、
熊胆に関わっている人間たちも同じです。
消費者は二日酔いを楽にしたいという欲望があり、生産者はその消費者心理につけこんで金欲しさのために残虐行為にはしるわけです。
皆さん、自分が関わっている側になると途端に言い訳が始まりますが、
熊胆に関わっている人達も同様でしょう。
自分が関わっているときこそ世の中を変えるチャンスのはずです。
しかし、自分が関わっている場合は変わりたくない、でも自分が関わっていない場合は相手には変われとは言いたい。
結局はただのポジショントーク。
どうやってそれで世の中が良くなっていくのでしょう?
養豚でも、母親たちは苦痛の日々を送っています。
母豚は、種付けされると、
妊娠ストールという狭い檻で拘束されながら、飼育されます。

一生のほとんどを、転回もできない、身動きができない、何もやることがない、この狭い檻で閉じ込められて生きるのです。

食事も、トイレも、この檻の中で行います。

必然的に、檻の中は、糞尿だらけの不衛生な場所になります。

豚は本来、綺麗好きにも関わらず、自分達の体は、自分達の糞で汚れていきます。

あまりの辛さに、豚たちは精神的に追い詰められていきます。



91%以上の養豚場で、この妊娠ストールが使用されています。
閉じ込めておいた方が、職員が、母豚たちの受胎・流産の確認や、給餌管理をしやすくなるからです。

母豚は、妊娠ストールで約4か月を過ごし、出産間近となります。
出産間近になると、分娩ストールという檻にうつされます。
分娩ストールで横たわり、子供たちは横たわっている母豚の母乳を吸って大きくなっていきます。

ご覧の通り、母豚は閉じ込められているため、ほとんど身動きができず、子供たちに触れることはできません。

後ろを向いて子供たちの様子を確認することもできず、誤って踏みつぶしてしまうケースが多々あります。


母豚は、3週間程度、分娩ストールで過ごした後、子供と引き離され、また種付けされ、妊娠ストールへ。
このようなサイクルを何度も繰り返し、4~5年で生産効率が落ち使い物にならなくなれば、屠殺場へ送られます。
他にも日本の養豚では、麻酔なしでの去勢、床への叩きつける子豚殺しなど、様々な残虐行為が当たり前のように行われています。
↑詳しくは、こちらの記事に書いています。
特に、床への叩きつけて子豚を殺す行為などは、熊胆にも匹敵するほどの残虐性を持っているでしょう。
豚が生きたまま、床や壁に、頭や体を打ち付けられるのです。


即死はできず、豚は血をダラダラと流しながら、もがき苦しみ死んでいきます。


日本ハムの養豚場では、母豚の真後ろでこの叩きつけを行っていました。


叩きつけられても死にきれず、1時間経っても、苦しみもがいている豚もいます。
このような残酷な事が、日本の養豚場で一般的に行われています。
日本の養豚農家は優しいなどと思っていましたか?
これを知ってあなたはどうしますか?
感謝して頂くという中身のない言葉を呟いて終わりですか?
自分の欲望が関わった途端に、
残虐行為から目を反らしたり、
言い訳を始めたり、
権利を主張したりするなら、一体全体どうやって世の中が良くなっていくのでしょうか?
人を変える前にまずは自分からです。
さてさて、書けることは山ほどありますが、やはり大分首が痛くなってきたので今月はこのへんで。
最後に、拡散希望の方の記事をシェアして終わります。
おかめさん
YUKIさん
いつもありがとうございます。
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