土曜の21:00ごろでした。
予定より1時間以上帰宅が遅くなり
駅前で調達したお弁当を片手に
乗り込んだバスの中での出来事です。
時間の割には込んでいて
一人席が開いていなかったので
後ろから二列目の二人掛けに座りました。
まもなく
通路を最後部へ向かう人の気配がありましたが、
とくに気に留めず、息子にメールをしていました。
「いいかげんにしろっ。」
背後から、変声期に入るか入らないかの
独特の声がしました。
その後もう一度、同じセリフのあと
「ごめんなさい。」
と、いかにも 「下の子だな^^; 」 という幼い声が。
突っつきあったのか、触れたのか
いわゆる兄弟げんかか、と
これも気にとめませんでした。
しかし、しばらくすると
「年頃声」の兄が、幼声の弟を叱り始めました。
「そうやって、こういう場所でゲームして、周りの人に迷惑がかかるだろ!
何度言ったらわかるんだ!
もうゲーム、一週間禁止!保存も許さない!」
それはそれは、しっかりしたもので、
背中から聞いていると、それはまるで
『おとうさん』が怒っているかのような口調です。
ゲーム禁止、ここまでの保存も禁止と言われた弟は大慌てで
ごめんなさい を繰り返しますが
おとうさん化した兄は聞く耳をもちません。
「なんでお前はそうやってケジメがないんだ!
いつだって、なんだってそうだ!・・・・」
・・・と、にごしたのは
この後延々と、ほんの何年もない弟の過去をさかのぼって
兄のお小言が続いたのです。
その口調は、まるで「おかあさん」のようでした。
夜9時を過ぎたバスです。
おそらく親がいるはずなのですが
親らしき声は聞こえてきません。
(でも、さすがに後ろを振りむくことはできませんでした^^;)
我が家は駅からバスで10分くらいなのですが
こんなに早く降りたいと思ったのはそうはありません。
『 もうそこらへんで堪忍してあげて 』
お小言から解放された夜道、
一人考えてしまいました。
誰が良い・悪い、とかではなくて
言葉って受け継がれていくものであれば
説いてあげる年長者の役割は大きいものですね。
将来、
兄そのものを丸ごと受けいれてくれる
いいヒトが現れてくれたらいいな。。。と
心から思いました。
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