
久々に心にぐっとくる「良い映画」を観ました。
クリント・イーストウッド監督、アンジェリーナ・ジョリー主演の『チェンジリング』。1928年、ロサンゼルスで実際に起こった事件を元に描かれた映画です。
シングルマザーの主人公の子供がある日突然失踪し、5ヶ月後に警察から「子供が見つかった」との朗報に駅へ迎えに急ぐ母親がそこで再会した子供はまったくの別人だった・・・。
そこから展開されるストーリーは、1928年当時の女性差別や腐敗した警察・権力組織を浮きぼりにし、そこにただただ「子供を取り戻したい」という思いで、そうした社会に変化をもたらす母親の強い愛情が淡々と描かれています。
タイトルの「チェンジリング(chengeling)」とは「取り換えられた子供」という意があるそうです。背景に「さらった子供の代わりに妖精が置いていく醜い子供」という伝説の宿るこの言葉が、母親にとってどれほどの悪夢をもたらすものなのか・・。それをこの映画の主人公が身を持って体験するのです。
アンジェリーナ・ジョリーがインタビューで「人は『こんなこと現実にはありえない』と思うでしょうね」と語っているように、本当に信じられない、衝撃的な映画でした。
私はこうした『実話』を好んで観たり、読んだりします。それがhappyな内容であれ、そうでないにしても・・・。
今を生きる私たちにとって、「知るべきこと・考えるべきこと」はまだまだ沢山あると思います。そして、どんな辛い状況でも、「感謝する心・希望を持ち続ける強さ」を忘れてはいけないと、改めて感じさせられました。
また1冊、本棚にパンフレットが増えました[E:confident]