
群馬県渋川市で地域の中核的病院として整備が進められていた『渋川医療センター』の内覧会が本日(H28.3.12)開催され、渋川市、利根沼田、吾妻地域の住民を中心に約5000人を越えたと思えるほどの来場者で大盛況のうちに終了しました。
(新聞報道では5,500人と発表されていました。)
(新聞報道では5,500人と発表されていました。)

独立行政法人国立病院機構西群馬病院と渋川市立渋川総合病院との再編統合による国立病院機構渋川医療センターは、県の保健医療計画において「群馬県の北毛地区の基幹病院」と位置付けられ、平成23年11月に地域医療再生基金を得てスタートしました。
受付のカウンター付近


そして、このほど「西群馬病院」の診療機能(地域がん診療連携拠点病院、地域医療支援病院、結核医療、重症心身障害児(者)の療育等)、と「渋川総合病院」の診療機能(救急医療を担う病院、災害拠点病院、第二種感染 症指定医療機関等)などのそれぞれの機能を持ち合わせた病床数450床の病院が誕生しました。
◆渋川医療センターの外来診療開始は平成28年4月1日(金)です。◆
新病院のMRIは3テスラ


抗がん治療 化学療法室が充実され外来治療が基本となったようです。ベッド等はこれから搬入されます。


6階の食堂のようです。


ここから渋川総合病院(白い建物)、大同特殊鋼の屋根(白い建物の先)、右手前はビジネスホテルルートインが良く見えていました。


9時前にガラガラだった広い駐車場は


10時過ぎには満杯。国道17号鯉沢バイパスにも渋滞が広がってしまいました。


6西病棟のスタッフステーション


ここは手術室です。


屋外の利根川沿いにあるヘリポート


10時を過ぎてしぶかわ市民吹奏楽団の演奏が始まった頃には


受け付けは大勢の見学者で玄関の外まであふれていました。


ぐんまちゃん、伊香保温泉の石段くんも来場者を歓迎していました。


予想以上の来場見学者に予定していた1000部のパンフレットと記念品は受付まもなく終わってしまいました。来場者には本当にご迷惑をおかけしました。
渋川市に今までなかった中規模病院の完成は、市民、周辺の地域住民がいかに関心をもたれ、待ちに待った医療機関ができたと誰もが感じていることの証明であると思っています。
◆地域医療などについて 二つの病院、しかも国立病院機構と公立病院の再編統合ということで全国でも例のない統合として4月1日に開院いたします。入院病床は450床となります。 今まで渋川総合病院は入院病床数154床だったので、紹介状のない初診の際でも特定療養費は必要ありませんでしたが、渋川医療センターでは入院病床200床以上ですので紹介状のない初診の患者さんには基本的に特定療養費がかかるので注意が必要です。 (特定療養費は再診時にも算定されれる場合があります。入院病床200床以上の病院で軽快された方が、診療所・医院等に逆紹介されたにもかかわらず、逆紹介された医療機関にかからず、またはかかったにもかかわらずその医療機関の診療情報提供書を持参されない場合などが考えられます。金額についてはそれぞれの医療機関で決めていますので院内の掲示板やホームページなどで確認できると思います。) これは、国が、『病院と診療所の役割分担を推進するため定めた制度』で、患者様が他の病院や診療所からの紹介状をお持ちにならないで、200床以上の病院を受診された場合に健康保険の初診料とは別に徴収する医療費のことです。病院により料金は異なります。 現在の国の医療政策は病診連携を推進しています。地域医療等において、核となる病院と地域内の診療所がおこなう連携のことで、必要に応じ、患者様を診療所から専門医や医療設備の充実した核となる病院に紹介し、高度な検査や治療を提供する。快方に向かった患者は元の診療所で診療を継続するしくみです。このしくみを活用することにより、地域医療における効率的な医療提供が実施され、医療費の削減をはかることができるということです。 こういった医療制度の説明は、もう少し市町村などの行政でも住民に知らせることが必要かと思います。 国がかかりつけ医を持つことを推奨しているのもここから来ています。 機会がありましたら「かかりつけ医制度」を皆様と一緒に勉強したいと思います。かかりつけ医を持っていない方は、渋川医療センターが開院したら、是非ともかかりつけ医を持つことをお勧めいたします。 私みたいに殆どお医者様に罹らない人は困ってしまいますが、近くの診療所、医院、クリニック等身近な先生に一度ご相談されると良いかと思います。日頃の健康チェック、風邪などはかかりつけ医にお願いして、少し変と思った時はすぐにかかりつけ医に相談して必要に応じて渋川医療センターなどの大きな病院に紹介してもらう。そして軽快・回復したら逆紹介といって大病院からかかりつけ医に診療経過のお返事と共にかかりつけ医で診療を続けるといった具合です。 これにより、大病院の混雑の緩和が期待できます。心理的には大きな病院で初めから見てもらえば安心と思いますが、こういった理由でかかりつけ医を持とうといった政策が進められています。 同じ言葉が出て読みにくい長文になりましたが、思いついたことを書いてしまいました。