群馬県渋川市文化資産発掘・活用事業『地芝居への誘い』ここは渋川歌舞伎の里の講演会と地芝居公演が平成23年8月6日(土)午後1時から渋川市民会館大ホールで開催されました。
会場には500人以上の観客が来られたと感じました。
会場には500人以上の観客が来られたと感じました。
会場には、本日行われる公演の出演者の名札(役者の名前を書いた「まねき看板」)

渋川各地区の地芝居の紹介


渋川各地区の地芝居の紹介

郷土芸能助っ人のボランティアの方々


手書きの回り舞台の紹介


歌舞伎舞台の衣裳などが展示してありました。


◆最初に映画監督 野田香里さんを講師に招き、「文化力こそ地域力」と題して、野田さんと上三原田歌舞伎との関わりや伝承を守っていくために地元民が実際に上三原田の歌舞伎舞台で行われた公演の準備や公演後の普段わからないような現場の大変さを映像を交えて紹介してくださいました。
回り舞台の写真などで始まった講演でしたが、なかなか興味の持てる話題でした。地元に住んでいながら、地区の違いで知らないことが多いことにあらためて感じました。


地元に伝承される郷土芸能は、昔から長男しか参加できないところが多かったようです。二男以下は参加できなかったので、よそ者などの参加は問題外だったようですが、最近の少子化、後継者不足のため、最近は少しずつですが受け入れがゆるくなってきたようです。
そんな話から、お手伝いから始まって舞台操作までの経緯などまじえて、上三原田歌舞伎舞台が生きるまち「しぶかわ」に野田さんが注目する理由など、とても熱のこもった講演でした。


講演最後に、上三原田の伝承委員会の皆様を舞台上で紹介した後、歌舞伎に対する想いを群馬コンシェルジュの須藤さんと共演で伝えてくださいました。


この後、地芝居公演がありましたが、都合により早退させていただきました。

(菅原伝授手習鑑 寺子屋 の一場面)

(菅原伝授手習鑑 寺子屋 の一場面)
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野田さんの上三原田歌舞伎に対する想い入れが伝わってくると同時に、地元にこんな素晴らしい伝承があることさえ知らない市民もいることも確かです。
余談ですが、私の職場に上三原田歌舞伎舞台公演のスナップ写真が掲示してありますが、これに対して気分が悪くなるので撤去するよう苦情の電話があったこともありました。
人それぞれ思いがありますのでどうのこうの言いませんが、世界に通じるものがある貴重な上三原田の歌舞伎舞台と農村歌舞伎が伝えられるように願わずにいられません。
そのために今できることは何かを今日の講演でわずかですが感じ取れることができたようです。
野田監督さま、本日は大変参考になりました。ありがとうございました。