農村歌舞伎 in あかぎ 公演  ~個人取材の難しさを経験~ | ふるさとの空 都会の空

ふるさとの空 都会の空

ひろーい宇宙にちっぽけな私たち ふるさとの空を守れるのも都会の人達の協力あってこそです。

イメージ 1

 群馬県渋川市赤城町上三原田地内で国指定重要有形民族文化財「上三原田の歌舞伎舞台」
『農村歌舞伎 in あかぎ』が今年も公演されました。

 朝は快晴の良い天気でしたが、日中から雲が太陽の位置に出て日差しを遮り、また、北風が強く吹く寒い一日となりました。
 それでも、会場に着いた10時前には桟敷席はほぼ満杯でした。

イメージ 2
 (式典が終わる頃には満席でした。)

第1部 赤城ひばり太鼓(ひばり保育園の園児)
イメージ 3
 まず、最初に赤城町にありますひばり保育園の園児によるひばり太鼓の演技でした。
 運動会で見たときよりも舞台がちょっと狭かったけど、とても上手な演技を披露してくれました。
 第1部を終えた時点で園児の家族などが一旦帰ったため、後方部分の3割くらいの席が空きました。


第2部 弁天娘女男白浪 稲瀬川堤勢揃いの場(渋川市立赤城南中学校歌舞伎愛好会)
イメージ 4

続いて、第2部は渋川市立赤城南中学校歌舞伎愛好会の皆さんによる公演です。
今年の9月15日にNHKの昼番組「ふるさと一番」でも演じてくれた『弁天娘女男白浪 稲瀬川堤勢揃いの場』でした。


第3部 三原田ロックソーラン(三原田小学校の児童)
イメージ 5

第3部は、地元三原田小学校の児童11人による踊りです。
舞台の前で元気良く力いっぱい踊ってくれました。


第4部 舞台機構の紹介及び操作披露(上三原田歌舞伎舞台操作伝承委員会)
イメージ 7 イメージ 6
(左)柱立廻式回転機構  (右)セリヒキ機構

【柱立廻式回転機構】
 平舞台いっぱいの回転部(ナベブタ)は、6本の柱に支えられ、これを押すことによって回転させます。舞台面では、二重に取り付けられた長さ5間の障壁を平舞台の中で廻すので、柱や壁にあたらないようにスライドさせながら廻します。

【セリヒキ機構】
 セリとは、奈落から役者がせり上がる機構をいい、これをスッポンといいます。この舞台は、二重と呼ぶ横15尺、奥行き5尺の小舞台を重ねた形で天井と奈落の双方からせり上げ、せり下ろすため、スッポン方式とは異なった「二重セリ」となっています。

(説明文は、当日配布されたパンフレットの内容を転記しました。)


第5部 伽羅先代萩 政岡忠義の段(渋川子ども歌舞伎)
 第5部は渋川子ども歌舞伎の皆さんによる『伽羅先代萩 政岡忠義の段』です。
 なかなか見ごたえのある公演でした。

イメージ 8 イメージ 9
衣装も化粧も美しく見栄えがありました。それ以上に演技もすばらしいものでした。
観客もたくさんいます。


::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
◆ここから個人的なことです。(見逃してください。)
???
ここで、事件が起こりました。

 この観客の多さと赤城山をバックに大自然の中の公演を写真に記録したくなり、禁断のロープ越えをしてしまいました。
 ここまで、何人も土手上から写真撮影していたので、「私も」ということで土手の上に乗った瞬間、遠方より「何やってんだ。日本語が読めないんか!そこは入っちゃダメなんだ」っと、伝承委員の一人が私に向かって。
 何で、俺だけにそんなこと急に言うんだ、と思いつつ「すみません。すぐに下ります。」と言って超特急で撮影したのが下の一枚
イメージ 10

で、下りるなり
伝承委員の一人:「この土手どうするんだ!」
私:「直します」(俺が崩したのではないのに。伝承委員や群テレのスタッフだってここ通っているじゃんと思いながら)すみません。
伝承委員の一人:日本語読めないんか!(と、ぼろくそに言われる。)
私:すみません。すぐ直します。(と言って、そこにあったスコップ(何故ここに用意してあったかわかりませんが)で崩れていた土手にスコップで土かけて補修完了)
・・・・
私:直しました。
伝承委員の一人:いい写真、撮りたいのはわかるが常識だろう。ほかにも入る人がいたら注意してくれ。
私:すいませんでした。もう帰りますので。

といった感じでちょっと伝承委員の方とトラブルを起こしてしまいました。
今回の出来事は、100%私に落ち度があったので反省しています。

が、・・・・・・・(またぶり返してきたのでこの辺で)
この後、私の直した土手は、スタッフや関係者によってまた、足跡だらけになったのは言うまでもありません。


地元で顔見知りの方も何人書いたので油断していました。一般観衆に混ざって写真を撮ることはルールを守らなければならないということを忘れていました。来年は、昨年もらった頭にかぶるハンカチを見につけて取材したいと思います。(ルールはしっかり守りますが)

◆ここまで個人的な愚痴です。(見逃してください。)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

さて、気を取り直して続けましょう。


 こんな、ごたごたを起こしてしまい、気分的に写真を撮る気分にならず、一番良い場面はふてくされていてシャッターもまともに押しませんでした。それでも、渋川市文化財調査委員の角田さんに撮影を頼まれていたので、「もう帰りますから」と言ってふてくされていた「私」には帰ってもらいました。

 写真を撮りながらストーリーを聞いていたんですが、話しが飛んでしまってわからなくなってしまいましたが、舞台はいつの間にか大勢います。ねずみがどうのこうのといった場面でしょうか。

イメージ 11 イメージ 12

千秋楽

 と、いろんなことがあり、ちょっと気落ちしていた時間を過ごしてしまいましたが、第5部も終わり、舞台には出演者の皆さんや舞台裏の伝承委員の皆さんが勢揃いして千秋楽となりました。

イメージ 13
(舞台にならんだ出演者や伝承委員、関係者の皆さん)

イメージ 14 
観客は少なくなりましたが千秋楽のあと、再び舞台操作の披露がありました。

イメージ 15
(たこの後片付けをするボランティアの皆さん)
その後は、伝承委員の皆さんやボランティアの皆さんの後片付けが続きました。
関係者のみなさまには昨日、今日と早朝から大変お疲れさまでした。
先週までの準備を考えるととても大変なことです。


個人取材の難しさを経験した晩秋の一日でした。