「留学生なのに、全然“映え”ない件」
🌍15歳、異国の地へ飛び出した──
夢と不安と“クマちゃんパンツ”だけ持って。
イギリスといえば、アフタヌーンティーにスコーンに、優雅な老夫婦の家でホームステイ!
…という妄想を抱いていた私の前に現れたのは、
アラブ×アジア×ヨーロッパ混成型、
全寮制・国際カオス寮。
当時イギリスは狂牛病が騒がれていた。
「牛がダメなら羊でしょ?」という軽いノリで
寮の食卓に現れた“羊肉 in all meals”戦法。
・朝 → 羊のひき肉入りベイクドビーンズ
・昼 → 羊のなにかをはさんだ謎サンド
・夜 → スパイスの暴力をまとった、謎の煮込み(羊入り)
香り:鼻の奥に残りすぎて、翌朝の口臭が牧場
食感:弾力ありすぎて、噛んでも終わらない
そして食後には、
🐏「ブオエエェェ…」という謎の幻聴が聞こえる(たぶん本当にいた)
これが最高のご褒美なんだわ!!
日本サイコー!って毎回叫んでたよ。
ベッドの下に常駐しているインスタントラーメンたち。
私は彼らをこう呼んでいた:
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長男:チキン味(希望)
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次男:しょうゆ味(ノーマル)
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三男:とんこつ味(完全に罪)
それをでっかいボウルに3つ入れて、そこら辺にあった教科書でふた。
3分待ってバリカタで食べるのが至福。
ズズズ……(至福)
ズズ……(罪悪感)
ズ……(もう止まらない)
内臓の60%がスープ、
魂の40%がMSG(うま味調味料)でできた留学生がここに誕生。
この悪の習慣がのちに私が力士と呼ばれる所以である
15キロくらい軽く太った![]()
留学で得たスキル(食限定)
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カレーの匂いだけで羊かどうか判別できる
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湯気で心を癒す才能が開花
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日本食を想像しながらパンが食える
映えない青春は、濃い。
カラフルじゃない、でも、忘れられない。
あの羊の匂いも、サンドのパサパサ感も、
ぜんぶ「私が生き抜いた証」。
「羊の香りが恋しくなるまでに3年かかった件」
~日本でラム肉出されて過呼吸になった話~
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#美味しくないのに忘れられない
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