「と、ゆーわけで昨日はさんざんでしたのよ」
「ぶんぶんすごい!(°□°;)こわい人と戦ったんだ!?」
昨日の武勇伝を語るみつばと聞くちえり。
昼休み彼女たちは教室で語りあっていた。

「るりかちゃん、あかねちゃんって人とケンカしちゃったんだ…」

「ケンカというか、まあ、るりかさんのことですから、何か考えがあって言ったと思いますわ…いや…るりかさんのことだからこそ、何も考えてないかも…」

「大丈夫だよ。るりかちゃんはおねーさんだから^^」

ちえりは適当に会話を流しました…

「それでちえり様!放課後るりかさんのお宅に集合ですわ!」

「ちえり、むり」
残念な表情で言った。

「…もしやまた居残り勉強ですの?(T_T)」

「うん。さっき授業中にいっしんふらんにエンピツ削ってたら、漢字の書き取りできなかった…」

「またエンピツを…(>A<)!?」

ちえりの集中力はある意味、常人のそれを超えていた。

「えぇえ!なにこれ!」
クラスメイトのつぐみがいきなり叫んだ。

「見て!ちえり、みつば!あたしのフデバコが真っ黒になっちゃった!誰かのいたずら!?」

つぐみが騒いでると他のクラスメイトも叫んだ。

「俺の服が真っ黒になった!みたか?今まで水色だったのにギューンて黒くなったよな」

「ちえり様!」
ちえりとみつばは目を合わせ2人で頷く。「あれじゃ洗濯だね!」
「…水色が侵色なのですわ!」
みつばは今話2回目のズコーっをした。

放課後、みつばは急いでるりかの家に向かった。

「みつば、あんたに謝らなければならないことがあるの!」

部屋に入るなり、るりかはみつばに深刻な面もちで言った。

「あんたから借りたパンツ…真っ黒になっちゃった。たぶん何か黒いものと一緒に洗濯…」

「それ侵色ですわー!!」

「なぬ~!」

みつばがるりかに貸したパンツは水色系であることが未明に判明した。


「マジれすか!」
「何色カラ!?」
るりかの家にぱれからコンビもいたらしく、「侵色」と聞くや否や首にかかるペンダントを外し、いろいろ探しはじめる。

「そのペンダントって侵色が始まったと同時に教えてくれるような機能はないのね」るりかがシステムについて質問をする。



「お知らせはしてくれないのれす。常に検索するしかないのれす」

「なるほど手動更新なわけだ」

「わかったカラ!色は水色、アクアですカラ!」
「よし、みつば!倒しに行くわよ!ダークネスガーディアンを…ってあれ?そういえば、ちえりは?」

「い、居残り勉強でこれませんわ」

「今だかつて、そんな理由で戦闘シーンに間に合わないヒロイン…」
るりかは泣いた。

「まあ…世界平和と同じくらい勉強も大切かなぁ(>_<)あたしらでなんとかするか」

「そーいえば!朱色のパステルガァル!をダメ出ししたって本当カラ!?」
かあらがるりかに詰め寄った

「知らなーい」
「しらばっくれるカラね!」
むきー。
「さあね~知らないカラぁ♪」
るりかはおどけてかあらの口調を真似る

「バカにしたカラね!Σ(°□°)」
なんて一悶着していると。

「るりかさん」
みつばが神妙な面もちでるりかを見る。
「あかねさんをパステルガァル!にしてあげて下さい」

「なによ、改まって」
「るりかさんも何かお考えがあるんでしょう?でも…みつばは、パステルガァル!になれて良かったですわ。はじめは、戸惑いました。でもちえり様、るりかさん、ぱれっとにかあら。わたくしの中で、うまくいえませんが、灰色だった心に色んな色が入っていく感じがしましたわ」

「ごちゃまぜな色よねf^_^;」

「でも、にぎやかで、みつばは楽しいですわ」

るりかは、しばし、みつばと見つめ合った。
ややあって

「たぶん、あかねが仲間になったら、あの子、強いと思うのよ」
るりかがしゃべり始めた。
「でもあたしたちは、チームで戦っているからね。みつばも戦ったからわかるでしょ。ダークネス4クラスの敵は、個人戦じゃ勝てない」

「きっと、大丈夫ですわ、あかねさんなら」
強い眼差しで、みつばはるりかを見つめる。

「そう…あ~も~わかったわよ!!」
るりかは半分呆れたような表情で、

「パステルガァル!として一緒に戦えば、きっとお互いにわかりあえるってか?」

「ですわ!」

まー確かに。あんだけ冷めてたみつばが、こんかに熱く語るなんてね。

パステルガァル!たちはまずは侵色をしている水色のダークネスガーディアンの元へ急ぐことにした。