サイトまであと4日となりました。
ここで、
あまり聞きたくない方もいるかもしれないけど、
今のタイミングしか話せないなぁ
ということを日記にしてみます。
でも、決して暗い話ではなく
向き合って乗り越えて
明るい結末なのでご安心を。
そして、
これを読んで
一人でも何か共感してくれたり
サイトという作品に
少しでも興味を持ってくれたらいいな
と思います。
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これは、私が過去に
お家から出られなくなった時の話です。
当時、わたしは
学校しか楽しみがないくらい
華やかな高校生活を送っていました。
友達もたくさんいました。
憧れの先輩も出来て、
部活動も積極的に取り組んで、
本当に毎日がたのしくて充実していました。
でも、
とあることをキッカケに
1番仲良くしていたお友達たちから
ネットの書き込みで
誹謗中傷を受けました。
その内容が
あまりにもひどくて、
信じられず、
あれだけ仲良かったのが嘘みたいで
本人たちに
勇気を持って聞いてみました。
すると、
なぜそうなったのか
なぜ誹謗中傷をしてしまったのか
正直に話してくれました。
しかし、
そのとき一人の子がこう言いました。
『なんで悪口を書かれて嫌なの?
自分の価値が下がるから?』
そんなことじゃない。
ただ、ただ、
信頼していた貴方たちに
傷つく言葉を放たれたこと
その事だけがショックだっただけ。
このとき、
わたし、
彼女たちと これからも
一緒に居ても良いのかな
また傷つく言葉を言われないかな
と思ったのを覚えています。
その後、
ちゃんと話し合いも出来て、
悪口の書き込みも消してくれて、
元通り仲良くしていました。
しかし、
あれだけ仲良くしていた友達が
"強い言葉で攻撃してきた過去"
と言うのが私にはどうしても
消えなかったのです。。
これがSNSの怖いところだなぁ
と思いました。
わたしは
そのお友達たちにはっきり伝えました。
『あの事があってから、
やっぱり一緒にいるのが実は辛い』
これが
更に彼女たちをヒートアップさせてしまい
そのあとからスタートしました。
今思うと これが『いじめ』の始まりでした。
当時、わたしは
地元でミュージカルをしていたので
放課後は毎日お稽古に通っていました。
『ゆいのミュージカル観に行くね』
とチケットを買ってくれていたお友達もいたので
お稽古も頑張れていました。
しかし、
ある日、
私が学校へ到着する前に
いじめていた彼女たちが
他のお友達みんなを集めて
『ゆいのミュージカル行くのやめなよ。
みんなで一緒にチケット返そうよ』と
周りの関係ない子たちを
巻き込んでいたことを後で知りました。
でも、
結果、何日経っても
誰もチケットを返して来ませんでした。
今思うと、
これが唯一の救いでした。
しかし
学校へ行けば また何かあり
ネットには誹謗中傷が更新されて行き
私が近くに行くと
わざと大きな音を立てて
物音で怒りをぶつけられること
聞こえるように悪口を言われること
あだ名をつけられてたり
私物が盗まれたり
それが当時は辛すぎて
学校が嫌なところに変わっていきました。
そんな中でも
唯一の生きる場所が
『舞台』だったのです。
この頃、
お稽古をしていた公演が
無事に千秋楽を迎えました。
しかし
その瞬間思ったことは、
『明日から お稽古がない....』
私に残ったのは
"闇の学校生活だけ "
そう思い
この頃、
家から出られなくなりました。
ここからは少しリアルになります。
ごめんなさい。
でも伝わるようにあえて書きます。
その日から
自分をひっかいたり
たたいたり
傷つける行為をするようになりました。
泣き叫ぶようになりました。
部屋の明かりを真っ暗にして
部屋の隅っこに居たり
閉じこもるようになりました。
変な事をしないように、
家族に見張られる時もありました。
他のお友達から
メールや電話が来ても無視し続けました。
人を信用出来ませんでした。
何も楽しくない。
美味しくない。
体重はどんどん減り続けました。
16歳にして
人生終わったんだなって諦めていました。
そして何よりも
親とお姉ちゃんたちに沢山
心配と迷惑をかけてしまいました。
しかし、ある日、
このままでは私がダメになると思い
親が 動き始めました。
いじめていた生徒たちと先生を呼び
話し合いの場を設けてくれたのです。
(当時は、高校生にもなって
親が学校に乗り出すなんて
申し訳ないし恥ずかしいって
思いでいっぱいだったけど
今思うと感謝しかありません)
冷静に、丁寧に、
当時の私の状況を
その生徒と先生たちに
話してくれたそうです。
すると、
いじめていた彼女たちも、
先生たちも、
泣いていたそうです。
そして、
この時わかったのは
いじめていた彼女たち
それぞれ皆んなが心に闇を抱えていて
家庭の事情だったり、
成績だったり、
恋人だったり、
プライベートで
みんな辛いことがあったと言うこと。
その矛先が
私に向いてしまっていた事もわかりました。
そんな風に
彼女たちが苦しみを打ち明けてくれるようになるくらい、わたしの親が、先生と生徒たちと戦って、
心を動かしてくれたんだと思うと
涙が止まりませんでした。
それから数週間後
わたしは、
少しづつ
学校へ行けるようになりました。
まだ怖かったけど
まだ信用できなかったけど
"本当は学校に行きたかったんです。"
だから動いてみることにしました。
それからクラス替えがあり
新しい友達も出来ました。
学校生活がちょっとづつ
楽しめるようになりました。
文化祭も体育祭も修学旅行も
参加できました。
普通の生活が送れるようになりました。
そして
いじめていた内の一人の子から
『本当は観に行きたかった』と言われ
観にきてくれる予定だった
ミュージカルのDVDを最後に貸しました。
無事に
高校を卒業しました。
あの時、
すごく辛かったけれど
当時所属してた劇場の団長に
『今、辛いけど
腐っちゃいけない!
その経験が
きっといつか役に立つ』
と言われたのを覚えています。
その言葉のおかげで
生きられたと思っています。
あの経験を活かすために
今回サイトに出演できるのかな
と思うと
過去の私もまた救われる
そんな気がしました。
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長くなりましたが
これがどこにも言えなかった
わたしの高校時代のお話です。
ひきこもった経験
いじめられた経験
もっと壮絶な経験
世の中にはたくさんあると思います。
でも、あのときの私には
それが最上級に苦しくて
泣き叫んでいる赤ちゃんや
子供を見るだけで
"あのときの自分だ..."
と蘇ってしまうほど
苦しい経験でした。
でも今では
『あの経験があったお陰で』
と思える事がたくさん増えました。
そして何よりも
あの時どうにもならなかった私を
がんばって何とかしてあげよう!
学校へ行かしてあげよう!
と身近で励ましてくれた
家族、お友達、当時の共演者のみんなには
本当に本当に感謝しています。
今回のミュージカル
サイトでは
昔、わたしがいじめられた時に
励ましてくれた人たちが
サイトの登場人物と重なって
心が きゅーーってなります。
だから
いつもサイトの共演者のみなさんと
向き合ってお稽古していると
一人一人の視線に心を動かされます。
だから泣きそうになります。
少しでもこの作品に
自分の経験を活かして
お客様に届けたいです。
そんな思いが詰まった作品
良かったら観に来てあげてください。
そして、
いつも応援してくださるみなさん、
こんな過去の話をしても
いつも受け入れてくれて、
応援してくれる皆んながいてこそ
頑張れています。
いつもありかとう!
これからも、
自分の活動で
少しでも誰かの心を動かせたり、
共感をうんだり、
励みになるような
そんな存在になりたいです。
今年で10周年を迎えましたが
まだまだ頑張らせてください!
あと、この事がきっかけで
私のお母さんはカウンセラーの仕事につきました。
今でも色んな人を救っているそうです。
あの時の経験を
わたしもお母さんも
たくさん活かして行けたらいいな。
2021.12/5 かとう唯
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ミュージカル『サイト』
12/8(水) ~ 11(土) IMAホール
主演 ひきこもりっこで出演(星組)
【出演公演】
9(木)18:30
10(金)13:00
11(土)16:00
💻公式サイト
🎫チケット受付中
https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=63418



