私がもう15年近くお世話になっている美容師さんは
『ピースマン』です。



いや、出会った頃はまだピースマンじゃなかったな。

奥さんと2人で美容室をオープンされたごくごく普通のオーナーさんでした。

年齢が近いこともあり話しやすく、私の漠然としたわけのわからない注文も真剣に聞いてくれる美容師さんでした。




そんなオーナーさんが発達障害を持つ子供さんと保護者に出会い、美容室もハサミも怖くて髪をカットできない子供がいるということを知ったのだそうです。




あなたが美容室に行く時って、どんな気持ちですか?

私は気持ちがいいシャンプーと
自分の見た目を変えてもらえることに
ワクワクした嬉しい楽しい気持ちです♪

美容師って、人を幸せな気持ちにするお仕事なんです。





でも発達障害を持つ子供さんの中には
ハサミを自分に向ける美容師が嫌い!怖い!
と思う子が多いようです。

お母さんたちの悩みでもあるようです。





「じっとしてくれないのでカットは無理です」

そう言ってしまうのは簡単ですよね。




でもそんな事は決して言わない。

<どうすれば子供の恐怖心を解いてあげられるか>

発達障害を理解するための勉強から始めて、子供たちの心の声を聞こうと失敗と成功を繰り返し、試行錯誤して…。

今や特定非営利法人そらいろプロジェクトを立ち上げ全国各地で講義をされています。

『ピースマン』はその活動の1つ。




すべての人にヘアカットで笑顔になってもらいたい





そんなオーナーさんが絵本を出版されたと聞き、私も早速購入して読ませていただきました。




以前、障害を持つ方の施設でボランティアをさせていただいていた事はあるものの発達障害のお子さんとはあまり縁がなく、美容師を目指したこともこれからも目指すこともないけれど。。。

そう思いながらも読んでみたんです。





障害があるとかないとか、
そんな問題じゃないんですね。

子供の心の声を親が受け取れているか。

育児すべてにあてはまることでした。





そしてオーナーさんの優しさがあふれる
悩める親たちに向けられた言葉。




親だってそれぞれ歩幅がちがう
誰とも比べなくていいんだよ



こう始まる言葉に涙がこぼれまくりました。




親が否定されることは多くあるけれど
親が「いいんだよ」って言ってもらうことは少ないんですよね。





この絵本がたくさんの人に読んでもらえるといいな。



「自分が全国の子供たちの髪をカットしてまわることはできないから、
一人でも多くの美容師さんが同じように発達障害を理解し、
一人でも多くの親御さんや子供たちがヘアカットで笑顔になって欲しい。」


そんなオーナーさんの想いが
一人でも多くの美容師さんに届くことを願います。